高橋恭平×木村柾哉×中島颯太、1番ロマンティックなのは誰?“推し男子”&“かめはめ波練習”まで告白【「ロマンティック・キラー」インタビュー】

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2025年12月11日 07:04  モデルプレス

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モデルプレスのインタビューに応じた(左から)木村柾哉、高橋恭平、中島颯太(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/12/11】映画『ロマンティック・キラー』(12月12日公開)で、上白石萌歌とともにクアトロ主演を務めるなにわ男子の高橋恭平(たかはし・きょうへい/25)、INIの木村柾哉(きむら・まさや/28)、FANTASTICSの中島颯太(なかじま・そうた/26)にモデルプレスがインタビュー。互いの役柄の印象から、撮影現場のエピソード、さらには「1番ロマンティックなのは誰?」「自分がヒロインだったら誰を好きになる?」という直球質問まで、作品さながらのわちゃわちゃトークで存分に語ってもらった。

【写真】高橋恭平、人気女優に床ドン

◆映画「ロマンティック・キラー」

原作は百世渡氏の同名マンガで、2018年「LINEマンガ インディーズ」で連載を開始し「第1回LINEマンガ大賞」銀賞を受賞。その後「少年ジャンプ+」へ移籍すると「第2回ジャンプ縦スクロール漫画賞」で大賞を受賞し、2022年にはNetflixで世界配信アニメ化された人気作だ。

物語は、絶対に恋愛したくない女子高生・星野杏子の前に、人間の恋愛エネルギーを回収したい魔法使いが現れ、あらゆる恋愛トラップを仕掛けるというもの。しかし杏子はそのすべてを全力でぶっ飛ばし続ける、前代未聞の“恋愛(ロマンティック)ぶっ飛ばしコメディ”となっている。

上白石が杏子を演じ、高橋はクールな転校生・香月司、木村は野球部のエースで天然な幼馴染・速水純太、中島は上から目線すぎる某国の御曹司・小金井聖を担当。ほかにもJO1の與那城奨、なにわ男子の藤原丈一郎、FANTASTICSの佐藤大樹をはじめとした“ロマンティック男子”が出演する。

◆高橋恭平&木村柾哉&中島颯太、3人が語り合う“キャラ濃度”対決

― ご自身の役で意識したことや、お互いのキャラクターへの印象をお聞かせください。

高橋:個性の強いキャラが多い中で、僕が演じる香月は王道ポジション。作品全体は7割くらいコメディなんですが、僕たち3人が担当するラブの部分はそれぞれ色が違っていて、香月はその中でも“純度の高いラブ”だと感じました。自分とリンクする部分も多かったので、とても演じやすくて、作り込むというより、素の自分のまま自然体で演じられた役でしたね。

木村:香月はいろいろな過去があって、序盤は人を寄せつけない空気があったけど、みんなとの出会いで徐々に心を開いていく。その変化がすごく印象的で、ひとりの人として見ていて胸を打たれました。

中島:恭平の役はクールで王道なので、僕ら濃いキャラに囲まれて羨ましそうでした(笑)。「自分も何か仕掛けたい」ってよく言っていました。

高橋:言ってました…めっちゃ羨ましかった(笑)

木村:僕が演じた純太は、まっすぐで眩しいくらいピュア。こんな幼馴染がいたら恋に落ちない方が無理、というくらいの好青年で、演じられて光栄でした。不器用で頭の回転は速くないけど、その分、気持ちは誠実に届く役です。

高橋:(木村の肩をさする)

中島:(続けて肩をさする)

木村:(笑)

高橋:純太は笑顔が武器。綺麗で真っすぐな柾哉の笑顔が役とぴったりでした。

中島:全シーンがピュアで、まさに“純太すぎる”なと思いました。『ロマンティック・キラー』に絶対必要な存在です。

木村:僕が不安がっていた時、颯太が「柾哉くん、いいよ!」って言ってくれて嬉しかったですね。

高橋:(木村の手の位置を直す)

木村:…触りすぎだろ!(笑)

全員:(笑)

中島:聖はお金持ちで少し浮世離れしていて、常識知らずのキャラです。監督と細かい所作について話し合って、あえて変な空気になっても「それが聖の良さ」と信じて振り切りました。杏子との掛け合いで見せるピュアさが魅力で、演じていてすごく楽しかったです。

高橋:この3人の中で1番ぶっ飛んだキャラ。でも颯太がしっかりやり切っていたし、僕らにはできない表現でした。

木村:僕は聖の“手の所作”が特に好きでした。普段ではありえない位置に手があって(笑)、でもそれがキャラ性として一瞬で伝わるんです。完全に役にハマっていましたね。

◆「台風で飛ばされた」「急にシーン…となった」現場の珍事件

― コメディ作品ならではの撮影中のハプニングは?

中島:現場では、カットがかかった瞬間に笑っちゃうことが多かったです(笑)

木村:僕は文化祭の劇のシーンが全然うまくいかなくて…(笑)。セリフを毎回違うように言っちゃって、途中から自分でも何を話しているのかわからなくなってきて、1回も台本通りに言えませんでした。

中島:竹取物語の難しいセリフだったもんね(笑)

高橋:僕は台風に飛ばされるシーン。僕のお芝居ではあそこが唯一“ボケられる”場面だったので楽しかったです。ワイヤーで引っ張られて、雨もガンガン降ってきて大変だったんですけど、そこで思い切りボケられるのは貴重でした。でも香月としてちゃんと成立させないと、と必死でした。

中島:文化祭で役を決めるシーンも新鮮でした。生徒役のみなさんが「キャーキャー」言ってくれるんですが、カットがかかった瞬間に急に“シーン…”って(笑)。みなさん本当にプロでした(笑)

◆高橋恭平&木村柾哉&中島颯太、“1番ロマンティックな人”は誰?

― ずばり、3人の中で“1番ロマンティック”だと思うのは?

高橋:颯太だと思います(即答)。今日の服を見てもらえばわかると思うんですけど、白タートルのニットが似合うのって、ロマンティックな人だけなんですよ。柾哉はデニムに金髪で、どちらかと言うとワイルド寄り。ロマンティックとは少し違うタイプ。その点、颯太は髪の色がミルクティーみたいで、あったかいコーヒーを飲みたくなるような雰囲気があって…ロマンティックですよね。

中島:完全に今の見た目だけで言ってるやん(笑)

木村:僕も颯太かな。やっぱり、聖の“手の所作”が好きなので(笑)

中島:僕は恭平だと思います。たまに出てくる言葉がロマンティックなんです。焼肉を食べながら普通に「俺、このメンバーでいれて幸せだわ」「このメンバーだから一緒に撮影できた」とか言うんです。あれはロマンティックだなと思いました。

木村:(高橋を見て)照れてるね。

中島:嬉しそう(笑)

高橋:まぁまぁまぁ(笑)

◆男子も“魔法”を信じる?かめはめ波を練習していた話が急浮上

― 物語には魔法使いが登場しますが、男性はこうした“ロマンティック・キラー的シチュエーション”を妄想しますか?

高橋:僕は完全に現実主義者なので、考えないです!こういうのは作品として関わらせてもらえるからこそ味わえる非現実的な世界だと思っていて、現実とはきっぱり切り分けています。だからこそ映画は夢を与えられるんだなと感じますね。

木村:僕は魔法を信じてますよ。一時期、練習もしていましたから。

高橋:そんな思ってへんこと言わんでええねん!(笑)

中島:見出しにしてもらおうとしてるやん(笑)

木村:『ドラゴンボール』が好きで、修行をしていたんです。

高橋:『ドラゴンボール』を魔法使いやと思ってる?(笑)『ドラゴンボール』、ほんまにちゃんと見た?

木村:“かめはめ波”は今でも出せると信じてます!

高橋:出せるのを待ってるわ(笑)。僕が生きてる間に頼むで?

木村:もちろん。待ってて!

中島:僕は魔法を信じないわけではないですけど、「〜だったら」とは思わないタイプです。全部現実が楽しいんです。後悔もないですし、すべてが楽しい人生だなと思います。

高橋:そうなんですよ。颯太は後悔しないタイプ。魔法も現実にしちゃうタイプなんです。

木村:…誰?(笑)

中島:なんで最後まとめに入るん(笑)。でも、もし魔法が使えるなら…空を飛びたいです!

高橋:空、飛んだこともあったもんな。

中島:飛んだことはないのよ(笑)。いつか飛びたいです。

高橋:僕は魔法が使えるなら瞬間移動。でもやっぱり、「魔法はいらない派」です!

◆“推しロマンティック男子”は誰だ!イケメン乱舞の中で選んだ推し

― 劇中で怒涛のように登場するイケメンの中でも、特に「このキャラ良いな」と思った人物は?

中島:僕は丈くん(藤原丈一郎)です。窓ガラスを割って入ってきて、いきなり英語を話しだすキャラがとにかくかっこよかったです。非現実だからこそより映える役でしたね。

高橋:僕は某韓国ドラマみたいな謎の兵士を演じた與那城奨くん。朝鮮語も練習していたみたいで、身体づくりもしっかりしていて、すごくハマっていました。

中島:ただ、その朝鮮語については…柾哉くんが言いたいことがあるらしいです(笑)。「ちょっと片言ですね」って。

木村:指導は受けていたみたいなんですけどね…(笑)。奨くんは英語が流暢で、朝鮮語はそんなに得意じゃないのに、頑張って話していました。

高橋:それがまた奨くんの良いところなんですよ!

木村:僕は…(佐藤)大樹くん。

中島:消去法じゃないよね?(笑)

木村:違います(笑)。衣装も似合っていたし、カラコンを自分で提案していて、最善を尽くす役への熱量が素晴らしいなと感じました。

◆もし自分がヒロインなら…選ぶのはまさかのあの人?

― もし自分がヒロインだとしたら、1番惹かれると思うキャラを教えてください。

中島:僕は純太(木村)です。ピュアさにキュンとしますね。絶対いい人だと思うし、ちょっと抜けてるところもツッコみたくなります。

木村:僕は聖(中島)かな。ある意味1番ピュアだし、吸収力がすごいので、こっちの主導でどうにでもできそう。

中島:…ちょっと怖いな(笑)

高橋:僕は香月ですね。

中島&木村:(笑)

高橋:2人に選ばれなくても、最初から香月だと思ってました!素でいられるところが1番魅力的だと思います。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

◆高橋恭平(たかはし・きょうへい)プロフィール

2000年2月28日生まれ、大阪府出身。2014年11月23日より関西ジュニアとして活動開始。2018年10月に結成されたなにわ男子のメンバーに選ばれ、2021年11月12日にCDデビュー。近年の主な出演作は、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(2023)、『映画 マイホームヒーロー』(2024)など。

◆木村柾哉(きむら・まさや)プロフィール

1997年10月10日生まれ、愛知県出身。2021年6月サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』にて国民プロデューサーによって選ばれた11人組グローバルボーイズグループ・INIのリーダーを務める。2024年公開の映画『あたしの!』で映画初出演にして初主演(渡邉美穂とのW主演)を務めた。

◆中島颯太(なかじま・そうた)プロフィール

1999年8月18日生まれ、大阪府出身。2017年、『VOCAL BATTLE AUDITION 5』に参加し、同年12月にFANTASTICSにボーカルとして加入。2018年に「OVER DRIVE」にてデビュー。近年の主な出演作は、ドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(2024、東海テレビ・フジテレビ系)、映画『逃走中 THE MOVIE:TOKYO MISSION』(2024)、『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』(2025)など。

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