野田秀樹が作・演出を手がける本作。阿部サダヲは2021年の番外公演「THE BEE」以来5年ぶり5度目の参加、広瀬すずは2022年の「Q:A Night At The Kabuki」ロンドン公演で「彼女が舞台に出てくると、観客は目を離せない」(Lost in the Theatreland)と評され、2作目の舞台出演となる。
この3人に、大倉孝二、高田聖子、橋本さとしという歴戦の経験に裏打ちされた比類なき猛者たちが絡み合う。大倉孝二は2023年「兎、波を走る」における怪演も記憶に新しい。高田聖子は実に15年ぶりのNODA・MAP作品への参加。橋本さとしは広瀬と同じく「Q:A Night At The Kabuki」再演以来4年ぶりの参加となる。
広瀬すず 『Q:A Night at The Kabuki』初演(2019年)では、初めての舞台で、まだ生の舞台の怖さを分からず、ただ自由に楽しく、感情の動くままに舞台に立っていましたが、再演(22年)では、回数を重ねたことで、改めて責任感と相当な緊張感を感じました。
3回目の舞台出演になりますが、今回も個性豊かで素敵な先輩方とご一緒出来ることを光栄に思いますし、色々な舞台の表現というものを勉強出来たらと思っています。
タイトルを聞いて、調べてみましたが、きっと全然違う中身になっていくと思うので、どんな世界に連れていかれるのか、本当に想像がつかず、ドキドキしています。