明日12日は北日本や北陸で大雪や猛吹雪 東京都心なども12日〜13日は厳しい寒さ

3

2025年12月11日 16:22  日本気象協会

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日本気象協会

写真

明日12日(金)にかけて北日本や北陸で大雪や猛吹雪になる所も。交通への影響に注意、警戒が必要。日差しの届く東京都心や名古屋、大阪なども、13日(土)はひと桁。真冬のような寒さになるため、防寒をしっかり。

明日12日(金) 北陸や東北の太平洋側でも積雪のおそれ

画像A

明日12日(金)は強い冬型の気圧配置になり、北海道から東北の日本海側や北陸では大雪や吹雪になる所があるでしょう。見通しが悪くなりますので、交通への影響が出るおそれがあります。

東北北部では特に雪が強まり、24時間最大で60センチ(11日6時〜12日6時)、さらに50センチ(12日6時〜13日6時)の降雪が予想されています。
仙台など東北の太平洋側や北陸の平地でも積雪になる所があるでしょう。

短い時間で一気に積雪が増えるおそれがあるため、車の立ち往生や路面の凍結に注意が必要です。

雪道の運転 注意するポイント

画像B

やむを得ず雪道で車を運転する場合は、スノータイヤを装着し、急発進、急停車にならないよう、普段よりもゆっくり慎重に運転してください。車間距離は普段の倍以上とりましょう。トンネルの出入り口や橋の上などは路面が凍結しやすいため、特に注意が必要です。通行止めや渋滞の情報をあらかじめ確認してから出かけましょう。

2輪車(バイクや自転車)は転倒のおそれが非常に高いため、運転しないでください。公共交通機関を利用する場合は、間引き運転や減速運転により普段より時間がかかり、混雑することが予想されます。運行情報や迂回ルートを確認してから行動してください。

大雪のピークが過ぎてないときに行動すると、大きなケガにつながったり、帰宅困難になったりします。慎重に行動してください。

12日(金)と13日(土)は晴れる所でも真冬のような寒さ

画像C

明日12日(金)から13日(土)は強い寒気が流れ込み、晴れる地域でも空気が冷たく、真冬のような寒さになります。

明日12日(金)は全国的に北西の季節風が強く、体感温度を下げそうです。
13日(土)の日中は、晴れる東京都心や名古屋でもひと桁。厳しい寒さになりますので、マフラーや手袋だけでなく、カイロなども使い、防寒をしっかりと行ってください。

14日(日)は関東の内陸で一時的に雪か 15日(月)は北海道で大荒れのおそれ

画像D

14日(日)は、低気圧が日本列島を挟むように通過し、北海道の東で発達する見通しです。14日(日)から15日(月)にかけて、北海道を中心に大荒れになるおそれがあります。猛吹雪や吹きだまりによる交通機関の乱れや暴風に警戒が必要です。また大雨になる所もあるため、低い土地の浸水や土砂災害、川の増水に十分ご注意ください。

関東では13日(土)夜から14日(日)未明にかけて、内陸を中心に一時的に雪が降る可能性があります。東京など沿岸部では、今の段階では冷たい雨の予想ですが、風が強まり、横殴りの雨になるでしょう。なお、久しぶりのまとまった雨になるため、空気の乾燥はいったん和らぎそうです。

ニュース設定