銀座ホステスが見たお金持ち 第64回 同じ24時間なのに差がつく、成功者がやっている5つの時間ルール

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2025年12月11日 16:40  マイナビニュース

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今回のテーマは、銀座で聞いた「成功している人の時間の使い方」です。



仕事と、仕事以外の生活(育児、趣味、学習、休養など)の調和がとれている状態のことを指す「ワークライフバランス」なんていう言葉が話題になりましたね。



とはいえ、忙しい現代人にとって仕事と生活の両方を充実させるのは至難の業です。



経営者や投資家、各界のトップが実践している「時間の使い方」の特徴とは。では、さっそく解説します。

その1「明確な優先順位付けと集中」



成功している人というのは、とにかく日々の活動やタスクの「優先順位」を徹底的に決めています。利益を生まない仕事や会議、人付き合いを避け、本当に重要なタスクに集中します。



彼らは、限られた時間やエネルギーを最大限に活かし、最も重要な目標に集中します。数あるタスクの中から「重要度が高く、緊急性も高い」ものをチョイスし、そこへエネルギーを注ぐ。これにより、小さなタスクに気を取られることなく、圧倒的な能力を発揮できます。



複数のタスクを同時にこなそうとすると、かえって生産性が低下する場合がありますよね。「10のタスクに10%のエネルギーを注ぐ人」より、「1つのタスクに100%のエネルギーを注ぐ人」が成功しやすいのはそのような理由からです。


その2「朝の時間を無駄にしない」



成功者は朝の時間を有効活用します。



成功者は起床後2時間から3時間を「最も集中できるゴールデンタイム」と位置づけ、


ジョギング、筋トレなどの運動

サウナ

勉強

最も集中力を要する思考業務(投資判断、執筆業など)


に充てています。



睡眠で脳がリフレッシュされている朝は、1日の中で最も集中力や思考力が高まる「ゴールデンタイム」であると言われていますね。



この時間帯に、勉強や企画立案など、最も重要な仕事や課題に取り組むことで、効率が飛躍的に向上するのです。



また、早朝はメールや電話、チャットツールといった外部からの連絡が少ないため、周囲に邪魔されることなく、自分のタスクに没頭できる時間でもあります。

その3「時間単価を常に意識する」



成功する人は「自分の時間単価はいくらなのか?」ということを常に考え、それ以下の価値しか生まない業務は全て外注・自動化します。



例えば、時間単価10万円の人が、時給3,000円の仕事を自身で請け負ってしまうと、大損をしますよね。成功者は自分でやる必要のない仕事は、他人に任せることで時間を確保します。



また、成功する人は時間を最も貴重な資源であると捉えています。



タクシーや家事代行を利用し、時間を「買う」ことで、新しいビジネスを構想したり、教養を深めたり、家族と過ごしたりといった、より有意義なものにエネルギーを注ぐことができると考えています。

その4「Deep Work(集中状態)を意図的に作る」



Deep Work(集中状態)とは、外部からの妨げを一切排除し、集中力・認知能力が極限まで高まった状態で業務などに挑むことです。一方で、メールチェックやSNS確認など、集中力をあまり必要としない業務は「Shallow Work」と呼ばれています。



Deep Work状態を意図的に作り、この習慣を実践する人は、短時間で質の高い成果を生み出すことができます。また、細部まで意識を集中させることで、ケアレスミスを減らし、タスクの正確性を保つことができます。



そのため、周囲との競争で優位に立ちやすくなります。


スマートフォンを機内モードにする

通知は全てオフ

秘書やチームのメンバーに「この時間帯には接触しないで」と伝える


このようにして、1日に2時間から4時間程度「完全に遮断された集中時間」を確保してみても良いかもしれません。

その5「NOを伝えるのがうまい」



「NO」を上手に伝えられる人は成功します。



「NO」を上手に伝えられる人は、自身の目標や優先事項に集中するための時間やエネルギーを確保し、戦略的に管理できるためです。



投資家のウォーレン・バフェット氏が



「成功者と超成功者の違いは、超成功者はほとんど全てのことに“NO”と言うことだ」



と、語ったエピソードは有名ですね。



彼は、無数の機会に「イエス」と答え、全てに手を出すのではなく、本当に価値のある、集中すべき少数のことに「イエス」と答え、注力することの重要性を説いています。

不要なタスクへのエネルギー分散を避け、より有意義なことに注力してみましょう



今回は、銀座で聞いた「成功している人の時間の使い方」について解説しました。



成功している人は、タスクの明確な優先順位付けを行い、朝の時間を有効活用することで、パフォーマンスをより向上させています。また、自身の時間単価を常に意識し、自分でやる必要のない業務は外注・自動化します。そして、Deep Workを意図的に作ることで、短時間で質の高い結果を生み出しています。



さらに、時には「NO」を伝えることも大切であると、彼らは語ります。



不要なタスクへのエネルギー分散を避け、より有意義なことに注力してみましょう。


より短時間でクオリティの高い仕事をし、生活をさらに充実させる。これにより「ワークライフバランス」を実現できれば理想的ですよね。



とはいえ毎年この師走の時期はどうしてもバタバタしてしまうものです。まずは各々が健康で新年を迎えられるよう、健康第一でまいりましょう。



みずえちゃん みずえちゃん 1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務しながら、大阪北新地でキャバ嬢デビュー。現在は銀座のクラブに勤めるかたわら、フリーランスのライターとして活動している。 この著者の記事一覧はこちら(みずえちゃん)

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