限定公開( 1 )

素材の香りやのどごしの良さが魅力で、土地ごとの特色も楽しめる日本のそば文化。産地としての歴史や名物店の存在などから、わざわざ足を運びたくなる都道府県も少なくありません。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の50代を対象に「そばを食べに行きたい都道府県」というテーマでアンケート調査を実施しました。
50代から支持を集めたのは、どの都道府県だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位に選ばれたのは、得票率6.7%の「京都府」でした。近畿地方の北部に位置する京都府では、京都丹波地域を中心にそばの栽培がさかんに行われています。同地域は、米・京野菜・畜産物など食材の宝庫で、古くから京都の食文化を支えてきました。昼夜の寒暖差や、秋から冬にかけての濃霧などの自然環境が高品質な食材を育んでいます。
|
|
|
|
そんな京都では「にしんそば」が有名です。新鮮な魚介類が手に入りにくかった京都では、北前船が運ぶ昆布や干し魚などの海産物はとても貴重なものでした。「にしんそば」は、その一つ「身欠きニシン」を甘辛く煮つけ、具材に用いた一品です。
第1位に輝いたのは、得票率22.8%の「長野県」でした。中部地方の中央部に位置する長野県は、「長野県といえば信州そば」といわれるほど、そばが郷土食として根づいている地域です。山地が多く冷涼な気候で、標高の高い場所では、霜に弱いそばを霧が包み込むように守ってくれるため、良質なそばの育成に適した環境が整っています。
県内には、そば切り発祥の里とされる本山宿をはじめ、そばの名産地が点在。「戸隠そば」は、日本三大そばに数えられます。また、そば殻まで引き込んだ「田舎そば」や、そばの実の中心部を使った「更科そば」など、さまざまな種類のそばが楽しめるのが魅力です。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。

「理想の自分」は30代に変化(写真:OVO [オーヴォ])19

あなたの地元はどんな名前? 今川焼、大判焼き、回転焼き…名称の地域勢力図が完成(写真:オリコンニュース)22