
2025年12月10日、日本テレビはTOKIO元メンバー・国分太一のコンプライアンス違反問題をめぐり、松岡昌宏に謝罪の意向を示した。
松岡昌宏が日テレに抱いた“不信感”
国分が『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)を降板したのは6月のこと。
当時、局側は「コンプライアンス違反」を理由に説明したものの、その具体的な内容は一切明かされていない。国分本人だけでなく、松岡や城島茂にも詳細は伝えられておらず、視聴者の間でも説明不足への疑問がくすぶり続けていた。
11月26日の国分の会見では、降板についての謝罪が述べられた一方で、日本テレビに対して“問題行為の内容を明確にしてほしい”と「答え合わせ」を要求。
しかし、同局は「答え合わせするまでもないと考えています」と回答し、情報の開示には慎重な姿勢を崩さなかった。
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そうした中、12月4日発売の『週刊文春』と『週刊新潮』に、松岡が日本テレビの説明不足に強い不満を抱いているという記事が掲載され、波紋が広がった。
「松岡さんが日本テレビに不信感を抱くのも当然でしょう。被害を受けた側が求めていた処罰の方針や降板の妥当性すら分からず、一方的に国分さんの処分が決まりました。さらに、松岡さんや城島さんへの説明もないままに番組収録が続行されているといいます。複雑な感情を抱くのは無理もありません」(制作会社関係者)
日テレの対応の“温度差”
日本テレビは以前、TOKIOに対して《適宜、適切な報告や対話をさせていただいております》と回答していた。しかし松岡は、《どこの人がどこの目線でおっしゃってるんでしょうか》《5カ月以上、何も説明はなく、全くゼロです》と反論。局側の説明との食い違いも表面化した。
「こうした状況を受け、日本テレビは『週刊文春』の取材に対し、《お気持ちに寄り添った十分なものではなく、大変申し訳なく思っております》《心からお詫びするとともに、改めて直接、丁寧にご説明をさせて頂き、お気持ちを真摯に受け止めたいと考えております》とコメント。直接説明する姿勢を打ち出しました」(スポーツ紙記者)
今回の日テレ側の“軌道修正”とも取れる対応に、SNSでは「日テレ言ってることコロコロ変わりすぎだろ」「改めて説明って、松岡くんになんの説明もしてなかったんでしょ?」「TOKIOを解散させておいて、城島にも松岡にも何も説明しないってヤバすぎる会社だろ」など、厳しい意見が飛び交っている。
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さらに、「国分はサクッと切り捨てたクセにこの態度の違いはなんなんだろう」「松岡君なんかどうでもよくて、世間体を気にしての発言だね」「松岡とも揉めると、イメージが悪くなって鉄腕ダッシュの継続が危うくなるから焦ってるのかな」と、対応の温度差や“番組への影響”を指摘する声も少なくない。
相次ぐ批判に、日本テレビがどこまで誠実に説明責任を果たせるのか。長年愛され続けてきた『鉄腕DASH』の行方にも影響しかねない問題だけに、局側の今後の対応が注視されている。
