【 堤幸彦 】 唯一の仕事は 高橋克典さんの「ギャグをやりたがるのを止めること!」

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2025年12月11日 19:10  TBS NEWS DIG

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TBS NEWS DIG

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上川隆也さん、高橋克典さん、藤原紀香さん、珠城りょうさん、演出の堤幸彦さんらが「舞台『忠臣蔵』」の取材会とプレスコールに登壇しました。
 

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『忠臣蔵』は江戸時代の元禄年間に実際に起こった仇討ちをテーマに、歌舞伎などで上映されて以来、何度もドラマ化、映画化、舞台化されてきた屈指の名作です。
 


上川さんは、“(今回の舞台は)背景の描写にLEDを利用して、それを様々な配置に変えながら物語を進行していくんですけれども、その舞台の上には実は何にも無いんですよ”と本公演の特徴を明かし、“今僕らが何を目の当たりにして、どんな空間を共有して、何を描こうとしているのか、皆で想像しながら補填し合いながら、やって参りました。その気持ちを一つにする作業とでも申しましょうか、一つの絵を皆んなで作り上げていくという、その作業に何より労力を重ねて描き出した物語です“と、今回の『忠臣蔵』を作る上で、大変だったことを話しました。

 


稽古の雰囲気について聞かれた藤原さんは、時代劇ということで、所作や作法など、緊張感がある部分もありつつも、“すごく和気藹々としていて“と微笑ましい現場の様子を笑顔で話してくれました。それに対し高橋さんは、“私は討たれるもんですから、今藤原さんが和気藹々とって仰られてましたけども、こちら全く和気藹々としてない“と話し、“アイツを殺してやろうっていう話しを目の前で大勢で大声で言っているのを目の前で見てきましたから。俺は本番で全て覆してやろうって“と冗談混じりに話し、会場を笑わせる一幕も。それを横で聞いていた演出の堤さんから、“死んじゃうでしょ“とツッコみが入るも、“死なないかもしれません“と話し、再度笑いを誘っていました。
 


今回のこだわりの演出を聞かれた、演出の堤さんは、“「デジタル活劇」と言えばめちゃくちゃ分かりやすいんですけれども“と今回のLEDを使用した舞台について話し出し、“表現の方法としては、浮世絵ですね!浮世絵という方法で場所やら時代やら空気みたいなものを説明する舞台の中で、デジタルの背景の前でたくさんの生身の肉体が、動きと声と、そしてパワーみたいなものをですね、皆んなで出していく、すごい舞台になってきてますので、ぜひ体感していただきたいなと!”と、本作のこだわりと見どころを話しました。
 

続けて“私の唯一の仕事はですね、どうしても吉良様(高橋さん)がギャグをやりたがるのを止めること!“と話す堤さん。即座反応した高橋さんは、“毎日1箇所やられてるのはこの方です“と上川さんを指して、会場の笑いを誘っていました。

舞台「忠臣蔵」の東京公演は明日12月12日から28日、来年1月には名古屋・高知・富山・大阪・新潟でも上演予定です。

【担当:芸能情報ステーション】

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