『ENTA!8 4U. Zepp in de SHOW』フォトコールより (C)ORICON NewS inc. 4人組ユニット・ふぉ〜ゆ〜(福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介)が11日、東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で『ENTA!8 4U. Zepp in de SHOW』の取材会を開催した。
2018年から始まったふぉ〜ゆ〜のライブエンターテイメントショー『ENTA!』。歌、ダンス、コメディー、トークといったあらゆるバラエティーの仕掛けが詰まったどこまでがアドリブなのかわからないステージは、「笑いすぎて息継ぎができない忘年会」とネットで話題になり毎回チケットは、発売と同時に即完売となる公演に。昨年、通算公演数100回を達成し、偉大な先輩が達成した大記録に追いつけるよう行けるところまで行きたいと語っていた。8回目となる今年も、毎年恒例の新曲披露に加え、何が起こるかわからないライブエンターテインメント満載で熱いステージとなる。
【フォトコール写真】個性豊かなパフォーマンスを披露するふぉ〜ゆ〜 今回は“3939(サンキューサンキュー)です”の意味合いが込められているそうで福田は「ふぉ〜ゆ〜4人とも39歳になりまして。『サンキュー』と感謝の気持ちをたっぷり込めた『ENTA!8』となっております。『ありがとう』の気持ちを乗せすぎて、『ありがとう』でお腹いっぱいになるようなステージになっているんですけど、『ありがとう』はいくらあってもいいですから。ふぉ〜ゆ〜の『サンキュー』でお腹いっぱいになって気持ちよく帰っていただこうと思っています」とメッセージ。
意気込みを問われると辰巳は「『ENTA!』も8年目で『8』になりました。8年も連続で年末に会場に来てくださるお友達(ファンネーム)と8回も忘年会ができてうれしく思います。どんなに仲のいい親友でも8年連続で一緒に忘年会ができることはないな、と思う。こうして8年連続でお友達と忘年会をできる幸せをかみ締めながら、『8』という数字を横にして『∞』にしたい最後まで続けていけるステージにしたいと思います。これはふぉ〜ゆ〜とお友達の忘年会なので、意気込みはないです。みんなで、ただ楽しむだけです」と笑顔を見せた。
同じく意気込みについて越岡も「雄大が言ったように意気込まないのが『ENTA!』の意気込み。『ENTA!』が始まると『今年も終わってしまうんだな』という気持ちと同時に『応援してくださるお友達の方と忘年会できるぞ』という楽しい気持ちにもなれる。来年ふぉ〜ゆ〜15周年が控えている。2025年に出し切って、2026年をいい年にできるように楽しんで行きたいと思います。松崎は「意気込みとは違った角度で攻めます」と切り出し、頭の中で数字の『3』をイメージするように要求。さらに『3』の上に『9』という数字を重ねるように指示すると、松崎は「なんと不思議『8』という数字になりませんか?これが手力です」とドヤ顔。辰巳は「手を使ってないから、たぶん口力」とツッコんで、福田は「ならない。小文字の『g』みたいになっちゃっているんですけど」と納得いかない様子だった。
また、ついにふぉ〜ゆ〜の“ちびぬい”が誕生したことも、ファンの間で話題となった。同公演のグッズとして発売され、福田は「『ちびぬいを出してほしい』という声が届いておりまして。はやりだした当初は『ふぉ〜ゆ〜のちびぬい?』とこっ恥ずかしかったんですけど、そろそろいいんじゃないか、と」と明かす。ステージには4人をデフォルメしたキャラクターが昨年からあり、それも決め手となったという。越岡は「年末にふぉ〜ゆ〜のちびぬい出すのはちょっと遅かったかもしれないですね」と“ぬい活ブーム”に乗り切れなかった説を唱えると、福田は「最先端のモノに乗るのもふぉ〜ゆ〜らしくない。1歩遅れて乗る。やっぱりダンスも遅取りがカッコいいんで」とにやりとした。今まではアクスタを旅行先などに連れて行くファンも多かったが、辰巳は「そこにちびぬいも」と発信した。
「カワイイ!」と仕上がりには大満足。ただ、かなわなかった願いも。越岡は「髪の毛が取れる仕様がよくないですか?僕、『親の遺伝を引き継いでいるのでハゲる』とお友達の皆さんの前で言っている。だから特別仕様で取れたらグッとリアリティが上がると思ったんですけど」と悔しがりながら「個人的には髪の毛が取れる仕様に変えようかなと思います。(頭皮が)トゥルトゥルもカワイイんですよ」とうれしそうに話していた。
『ENTA!』は、きょう12日から14日まで同所で。その後、横浜、大阪、名古屋で上演する。