
結婚式は新郎新婦の晴れ舞台であると同時に、両家の「品位」が問われる場でもある。もし身内が、とんでもない格好で現れたら……。
お悩み解決掲示板に12月上旬、新婦の悲痛な叫びが投稿された。
「私の結婚式に、キャバ嬢のような服装で参列した姉のことを、絶対に許さない」
一方で、新郎側の親族は「和装で清楚な装い」で参列し、場に華を添えてくれたという。それだけに、対極を行く実の姉の服装に「私も私の両親も貶められた」と投稿者は感じたそうだ。(文:天音琴葉)
仕事明けのキャバ嬢?「髪は下ろしたままボサボサのウェーブヘア」
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「キャバ嬢のよう」という姉の服装は、一体どのようなものだったのだろうか。投稿者はこう続けている。
「紫色のミニタイトのスーツにピンヒール、髪は下ろしたままボサボサのウェーブヘアでした」
厳かな式場にはあまりに不釣り合いな、まるで夜の街からそのまま来たかのような出立ちだったのだろう。
投稿者によると、姉は高校を中退して家出し、しばらく疎遠だった過去があるそうだ。また、既婚の姉は自身の結婚式を挙げておらず、「これまでに一度も結婚式に出た事がなかったのかも」と投稿者は推測しているが、それにしても限度があるだろう。
この事態に、投稿者の母親は泣きながら謝ってきたという。しかし、新婦である投稿者が何より傷ついたのは、夫側の親族からの視線だった。
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「そういう身内を持つ人間」レッテルを貼られた……
義実家は常識的な人たちで、あからさまに批判することはなかったそうだが、投稿者は「夫側の親族から哀れまれた」と感じたという。その「哀れみ」の視線こそが、投稿者の心をえぐったようだ。さらに、義実家との今後の付き合いにも影響しそうだと危惧している。
「私が夫の親族から、『そういう身内を持つ人間』というレッテルを貼られたことが、取り返しがつかない」
この投稿に対し、掲示板では「あなたも被害者」「困ったものだという顔してれば大丈夫じゃない?」といった励ましが寄せられた。
一方で、「母親ならすぐ着替えさせたりしますかね」という指摘もあった。確かに、式場のレンタル衣装に着替えさせるという手もあったかもしれない。
しかし投稿者は、「私もおそらく母も、そこまで気が回りませんでした」と当時の混乱ぶりを明かす。まさか実の姉がそんな格好で現れるとは夢にも思わず、パニックになってしまったのが現実だろう。
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「今後、夫側の親戚付き合いで私がどんな些細なことでも失態をしてしまったら、やっぱりそういう身内を持つ人だから、と思われるんだと思うと……いたたまれないです」
年末年始の帰省を控え、再びナーバスになっているという投稿者。姉の非常識な振る舞いが残した爪痕は、新婦の心に深く刻まれてしまったようだ。【参照元:お悩み解決掲示板 https://onayamifree.com/】
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