こっちのけんと、兄・菅田将暉のひと言で人生が拓いた受験期を告白「東京の学校を1回見てこいと言われて…」

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2025年12月12日 19:10  TOKYO FM +

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こっちのけんと、兄・菅田将暉のひと言で人生が拓いた受験期を告白「東京の学校を1回見てこいと言われて…」
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。全国の受験生を全力で応援するコーナー「応援部 宣言メイト! supported by カロリーメイト」(毎週金曜 22:07頃〜)では、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)こと“こもり顧問”と、アンジー教頭こと“アンジー副顧問”、さらには月替わりの“特別コーチ”が、受験生を全力で応援していきます。

12月の特別コーチは、こっちのけんとさんが担当。この記事では12月5日(金)放送の模様を紹介します。


(左から)こもり顧問、特別コーチ・こっちのけんとさん、アンジー副顧問


こっちのけんとさんは、楽曲制作や映像制作、デザインなど幅広く手がけるマルチアーティストとして活動中。2024年5月にリリースした楽曲「はいよろこんで」は、TikTokを中心に大ヒット。第66回日本レコード大賞にて、最優秀新人賞を受賞しました。

——高校受験での挫折経験

アンジー副顧問:ちょっと聞いたところによると、こっちのけんと先生は高校受験で失敗をしてしまって、大きな挫折をされたというお話を聞いたのですが……詳しくお聞きしてもいいですか?

こっちのけんと先生:はい。高校の受験のときに、ちょっと余裕ぶっちゃって。それこそ模試の判定もA判定が取れているような高校を目指して勉強していて、塾の先生や学校の先生にも「大丈夫じゃないか」って言われていたんですけど、受験当日、なんか嫌な予感がしちゃって。

でも、まあとにかくやるしかないと。自分を信じてやったんですけれど、なんでしょうね。できた感じがしないというか。合格発表のときも、不安はずっと残っていたので、友達と一緒に見に行く約束をしていたけれど「やっぱ1人で行くわ」って、1人で見に行った結果、落ちてしまっていて。

早めに行って確認したので、他の友達が来る前に、その友達が来ないであろう道を通って隠れて帰っているあの時間が、本当になんか苦しくて。「家に帰って親になんて言おうか」っていうのが、当時すごく思い悩んでいたというか、食らっちゃってはいましたね。

こもり顧問:志望校に落ちてしまって、結局、高校はどうしたんですか?

こっちのけんと先生:滑り止めとして受けていた高校は受かっていたので、そっちに行きました。家に帰って親に話したら「むしろいいじゃないか」と褒めてくれたというか。滑り止めの高校に行くことで、学力は学校のトップレベルにいるはずだから、「そっちでブイブイ言わせちゃいなよ」と言われたのが救われたというか、立ち直れたのはありますね。

——直前で東京の大学進学を決意!

こもり顧問:そこからの大学受験っていうのはどうだったんですか?

こっちのけんと先生:大阪出身なんですけど、最初は大阪の大学を目指していたんですよ。当時、センター試験の過去問とかを高2の夏休みぐらいから毎日学校で解いていて。早くから受験勉強をしていたんですけれど、ちょうど願書を出す直前くらいのときに、家族会議が始まって。

うちの兄、菅田将暉は俳優をやっていて、先に上京しているんです。「東京の学校を1回見てこい」と言われて、東京に行って。で、見に行って、学校に問い合わせて願書やら書類を受け取って帰ってきたときの僕の目がめっちゃ輝いていたらしくて。

それを見たうちのオヤジが「あ、けんとはもう東京だ」って(思ったみたいです)。それで、そこから急に方向転換して、東京の大学の勉強をしました。大阪だったら選択問題だったのが、(東京では)記述問題になっちゃって。

こもり顧問:メンタル的にはどうだったんですか? 急なチェンジっていうところは……。

こっちのけんと先生:けっこう、僕にとってはよくて。もう1回エンジンをかけ直せたみたいなところはありましたね。

こもり顧問:ある意味、そのタイミングで東京を見に行けたっていうのも、もしかしたらタイミングとしては……。

こっちのけんと先生:確かにそうかもしれないです。実際、行きたい大学のキャンパスを見に行って、そこでのキャンパスライフの未来を想像できたっていうのは、めちゃくちゃ大きかったですね。

——模試の判定が伸び悩んでいて…

こもり顧問:さあ、ここからは、こっちのけんと先生と共に受験にまつわる宣言、宣言メイトを送ってくれた受験生に直接話を聞いてエールを届けていきます。もしもし!

もりり:神奈川県 18歳 ラジオネーム「もりり」です!

こもり顧問:ありがとうね。今の忙しいタイミングで。

アンジー副顧問:もりり、まずは宣言を聞かせてください。

もりり:第一志望の法政大学の判定が伸び悩んでいます。でも、ここで負けたくないです!自分自身に向かって合格を勝ち取ります!

こもり顧問:法政大学を目指しているのか! 第一志望にしたのはどうしてなの?

もりり:僕は高校時代にradikoに出会って、いろいろなラジオ局にハマって、それ(メディア関係について)を学びたいと思って社会学部を受けようと思っていました。それで、社会学部が充実している法政大学に行こうと思って、第一志望に決めました。

こもり顧問:受験勉強は、自分のなかでどれぐらい頑張ってきたの?

もりり:高校1年生から頑張ってはきたんですけど、最近なかなか判定が伸び悩んでいて……。今のところC判定で……ちょっと怖いですね。(志望校を)変えようにも、変えるか微妙なラインというか。

こっちのけんと先生:確かに、全然まだ可能性ありますもんね。C判定だと問題の運にもよるというか、そんなタイミングでもありますし。

こもり顧問:もりりは、自分のなかで「これがちょっと今きついかな」みたいなのってあるの?

もりり:僕は高1から英語がずっと苦手で、長文読解で毎回つっかえちゃったりして。

こもり顧問:長文読解っていうのはどうでした? こっちのけんと先生は。

こっちのけんと先生:(受験科目は)3科目受けていて、そのなかで英語が一番得意で、それこそ長文読解はめっちゃ得意でしたね。

こもり顧問:「こういう風に勉強していた」とかあったんですか?

こっちのけんと先生:正確に読もうとすると時間が足りなくなっちゃうので、適当に読むっていうのを、すごく意識して勉強していましたね。なんとなくで読んで、なんとなくで答えを書いてみて、それがどれぐらい当たっているのか……みたいな感覚で勉強していました。じっくり読んじゃうと、逆にドツボにはまっちゃうみたいなことがけっこうありましたね。

こもり顧問:もりり、今のを聞いてみてどう?

もりり:本当にそうだなと思って。やっぱり正確に読んじゃうんですよ、僕も。

こっちのけんと先生:いやー、そう! わかるー! 長文で頭がいっぱいになっちゃって。解答は書いて他の問題を解いているのに、長文のことが頭に残っちゃっているから集中できないみたいなのがありましたね。

僕も当時、それを先生に相談したら、「別に間違っていても仕方ないくらいの気持ちで他の問題に集中できるほうがプラスだから」と言われて、そういう気持ちでやっていました。


特別コーチ・こっちのけんとさん



——3人からの“応援メッセージ”

ここで、こもり顧問、アンジー副顧問、こっちのけんと先生の3人が、もりりに向けてカロリーメイトの箱に“応援メッセージ”を書き込んでいきました。

【アンジー副顧問のメッセージ】

「君の大切なものは?」

アンジー副顧問:もりりは自分のやりたいことがすごく明確にあって、「合格を勝ち取ります」って強い言葉も、ちゃんと私たちに届けてくれた。勉強って、もちろん立ち向かっている最中はいろんなことがあるから、そこに関してはもう本当に“頑張る”一択しかないと思うの。

でも、自分の大切なもの、自分の大切にしたいものっていうのをしっかりと守り抜いた先に、絶対に結果はついてくると思うので、君の大切なものが何か迷ったときは、このカロリーメイトを見てほしいと思って書きました。

【こもり顧問のメッセージ】

「波長のように強弱を!!」

こもり顧問:ラジオの話が出てきたから、波長ってワードが出てきたんだけど、きっと波長のように下がることもあれば、きっと上がることもある。「強弱を」って書いたのは、頑張れば頑張るほど絶対に上がるのよ。

声もそうだけど、自分が力を入れて張らないと「ワッ」って上に上がったりしないし、それがピークを越えることもなかったりとかする。逆に自分が弱っていると、どんどん下がっていったりもするから。でもその強弱が大きければ大きいほど、すごく見やすいものにもなるし、パッと誰が見ても「ああ、綺麗な波長だな」とか「めちゃめちゃ波打ってるね」とか、自分だけのオリジナルの波長を作れるようになると思うのね。

今はちょっと沈んでいるときかもしれないけど、頑張れば絶対に上がるっていうのは、もう世の中が証明していることだから。ここからめちゃめちゃ気合いを入れて頑張ってほしいなと思って書かせてもらいました。

【こっちのけんと先生のメッセージ】

「のびのび勉強して点数を伸ばしちゃえ!」

こっちのけんと先生:ちょっとダジャレにはなるんですけど。やっぱり緊張した体で、こわばった体のままで何か努力をしたとしても、本番でもそのこわばった体じゃないとできなくなっちゃうんですよ。

だから本番でのびのびと、リラックスした気持ちで戦えるように、練習のとき、勉強のときからのびのび、ゆったりとした状態で勉強するっていうのが、僕は一番大事かなとは思いますね。


メッセージの入ったカロリーメイト



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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)
放送日時:月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/
番組公式X:@sol_info


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