【ラグビー】東京SG竹内柊平、同ポジションに実力者揃いも「ベクトルは自分に向けたい」

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2025年12月13日 04:56  日刊スポーツ

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東京SG竹内柊平

創設5季目を迎えるリーグワンが13日、各地で幕を開ける。今季日本代表でテストマッチに出場した42選手が国際舞台での経験を還元。27年W杯オーストラリア大会メンバー入りに向けたアピール合戦を繰り広げる。NO8リーチ・マイケル(37=BL東京)はリーグ初の3連覇を狙い、東京ベイのフッカー江良颯(24=東京ベイ)は昨季準優勝の悔しさを晴らす。移籍組のプロップ竹内柊平(28=東京SG)やトライ王候補のWTB石田吉平(25=横浜)ら代表選手がリーグを盛り上げる。上位6チームがプレーオフに進出。26年6月7日に決勝が行われる。


   ◇   ◇   ◇


日本代表で25年のテストマッチ全11試合に出場したプロップ竹内は、新天地の東京SGで真価が問われる。昨季終了後は海外挑戦を希望して、慣れ親しんだ浦安を離れた。だが、実現には至らず、4季連続プレーオフ進出の強豪に身を置いた。新たな環境でのチーム内競争を「思い通りにいかないこともあると思いますが、それも含めて楽しみです」と歓迎する。


ラグビー界で全国的に無名な宮崎工高、九州共立大から、トライアウトをきっかけにNTTコミュニケーションズ(現浦安)入り。情熱を絶やさず、日本代表まで駆け上がった。ラックから素早くボールを持ち、前進する姿は代名詞。課題のスクラムも成長を示す。


東京SGの右プロップは23年W杯代表の垣永真之介や「同学年で有名人」と振り返る東海大仰星高で全国制覇の中野幹、25年の代表活動に参加した木原三四郎ら実力者ぞろい。それでも「意識しないのは難しいけれど、ベクトルは自分に向けたい」と負けられない。

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