『おコメの女−国税局資料調査課・雑国室−』ポスタービジュアル(C)テレビ朝日 俳優の寺尾聰が、テレビ朝日系ドラマ『おコメの女−国税局資料調査課・雑国室−』(来年1月8日スタート/毎週木曜 後9:00)に出演することが決定した。
【写真】本作でバッサリショートカットを披露した松嶋菜々子 本作は、同局系列の連続ドラマ初主演となる松嶋菜々子が、“決して脱税を許さない”東京国税局の敏腕調査官・米田正子(よねだ・せいこ)となり、悪徳脱税者を成敗していく社会派・痛快エンタメドラマ。
東京国税局・資料調査課。職員の圧倒的な情報収集能力と調査スキルは“マルサ”(国税局査察部)をしのぐといわれ、1人あたりが見つける隠し所得は年間数億円にものぼるという。脱税者を震え上がらせるこの部署は税務調査最後の砦で、“料”の米偏を取って“コメ”と呼ばれている。
本作の舞台となるのは、そんな”コメ”の中に新設されたドラマオリジナルの部署《複雑国税事案処理室》=《通称・ザッコク》。松嶋演じる主人公・米田正子は、なかなか手を出せない“厄介な”事案を扱う《ザッコク》を創設し、個性派揃いのメンバーとともに悪徳脱税者たちに大なたを振るう。
今回は佐野勇斗、長濱ねる、千葉雄大、高橋克実、戸次重幸、大地真央に続く、7日連続・共演者解禁のラストとして、新潟で暮らす正子の父親役で寺尾の出演が解禁となった。寺尾が演じる正子の父・米田田次は、妻を亡くして以来、新潟の小さな田園で隠居生活を送っている。家庭菜園で野菜を育てるなど、穏やかな日々を送っている田次だが、たまに帰省する娘・正子との間には微妙な距離があるよう。
また、黒縁メガネにショートカットで大変身した松嶋をはじめ、佐野、長濱、千葉、高橋、大地、寺尾が大集結したメインビジュアルを初公開。「嘘も金も、見逃しません。」というキャッチコピーと、税金を「正しく集めて、正しく使う」という正子たち《ザッコク》メンバーの信条を表現するべく、お札を大胆にあしらった1枚が完成した。
■寺尾 聰(米田田次・役)コメント
今回お話をいただいた際、松嶋菜々子さんが主演だと聞いて面白そうだなと思いました。『家政婦のミタ』というドラマを拝見したことがあるのですが、“まっすぐスッと立って”演じている松嶋さんの姿がとても素敵だなと思っていました。正直スケジュールのことを考えると、年齢的・体力的にキツイかもしれない…と思ったのですが、主演が松嶋さんということ、そしてプロデューサーとの人間関係で出演を決めました。最終回で僕と彼女が並んだ姿を見た視聴者の皆さんに「寺尾はこういうイメージで“親子”を作ることができると思って引き受けたのかな?」と思っていただけたらうれしいです。
ここ何年間か僕も仲良くしていた西田敏行だとか同世代の素敵な俳優さんが亡くなられて、本当に悲しいし残念なんです。だからこそ、同世代の俳優のひとりとして、画面に映った僕を見て“あぁ、コイツはまだやってるんだ! 面白いじゃん!”と言ってもらえることを楽しみにしています。また、同世代の視聴者の皆さんにも、元気に芝居している僕の姿を見て“あいつ、まだまだ張り切ってやっているな!”と思っていただき、前向きに歩いてもらう…そんな何かの足しになればいいな、と思っております。