
元NHKのキャスターでジャーナリストの大越健介氏(64)が、12日放送のテレビ朝日「徹子の部屋50年目深掘りSP第4弾 奇跡の共演編」(午後8時10分)に出演。司会の黒柳徹子(92)のトークに感銘を受けた。
この日は、同じく元NHKのフリーアナウンサー有働由美子(56)、マツコ・デラックスと出演。大越氏が見たい過去の「徹子の部屋」の放送で、05年の元メジャーリーガー野茂英雄氏の出演回のVTRが流された。
VTR内の野茂氏は冒頭から笑顔だった。黒柳は野茂氏にフォークボールの握りをしてもらいながら、投げる直前に握り方を変えるという話を引き出した。そして「手品の人に習ったらどうですかね?」と野茂氏に話した。その姿に出演者は爆笑。
映像を見た大越氏は「野茂さんがあんなに笑うのを初めて見ました」。そして以前、野茂氏に3時間のインタビューをしたことを明かした。
「3時間の間にメジャーリーグに移籍する時の秘話、裏話を聞き出そうということで、ものすごく緊張して、勉強もしていったんです」。さらに「最初の1時間、2時間は子どもの時からの野球人生を聞いて、最後の1時間に勝負をかけよう、って。3時間計画でやっと話を引き出したんですけど…」と当時の様子を明かした。
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その上で「徹子さんの場合って、のっけから笑いを取って」と黒柳のトークに脱帽した様子で笑った。そして「どうしたらできるんですか。本当に聞きたいことを素直にぶつけるだけですか?」と黒柳に質問した。
黒柳は「伺いたいことから伺います。ひるんだりしないで。ひるむと相手も警戒するじゃない」と答えた。黒柳は続けて「でも、なかなか難しいかもしれませんよね。ひるまないで、だんだん伺っていくっていうのはね」。大越氏は「そうですね」と聞き入っていた。
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