
日本ハム今川優馬外野手(28)が、現役ドラフトで新加入する菊地大稀投手(26)の実力に太鼓判を押した。
14日、北海道・旭川にある「ベルクラシック旭川」で清宮幸とともに参加したトークショー前に取材対応。2軍で対戦した際に最速154キロ右腕のレベルの高さに驚いたことを覚えている道産子スラッガーは、来季から同僚となることを大歓迎した。
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今川は驚いたことを覚えている。6月12日に巨人の2軍本拠地Gタウンで菊地と対戦した時のことだ。「ストレートも強い球を投げますし、スライダー、カット、カーブと曲がり球が全部よくて『なんでファームにいんの』みたいな感じでずっと思ってたので」。2軍戦ではあったが、投げるボールのレベルの高さが強烈に印象に残っていた。
ひそかに、同僚になってくれないかと期待していた。現役ドラフト前には「僕はずっと周りに『菊地いいぞ』って言ってたんですよ。『取れたら、でかいぞ』みたいに言ってたら、現役ドラフトで『え!』みたいな。『これ、すごいぞ』みたいな」。期待が現実となって再び驚いた。
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今川は昨季と今季、ファームで対戦経験がある。通算では5打数2安打と苦にしていないような成績だが、覚えている印象は「抑えられていて」と全く違う。「今年は(安打を)やっと1本打てたなって感じですね。本当に苦手というか、シンプルにいいピッチャーだなって思ってましたね」と振り返る。
そんな右腕が、心強い味方として加わることになって「だから僕としてはうれしいですね」と大歓迎だ。この日の清宮幸とのトークショーでは「優勝するために、僕とキヨちゃん(清宮幸)とマンチュウ(万波)とジェイ(野村)の『4人で100本』というグループラインがあるんですけど、来年は僕が100本打つんで(笑い)。チームの勝利に貢献出来るようなホームランをたくさん打ちたいです」と宣言。頼もしい新たな仲間を援護するアーチを来季はいっぱい放つ。【木下大輔】
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