
<B1リーグ:仙台94−65京都>◇14日◇第14節第2日◇宮城・ゼビオアリーナ仙台ほか
B1仙台89ERSが94−65で京都ハンナリーズを破り3連勝、年内最後のホームゲームを白星で締めた。
9連続得点で21−0から始まった前戦に続き、序盤から主導権を握った。第1クオーターから32−12と攻守がかみ合い、ジャレット・カルバー(26)は残り41秒で、この日2本目の3点シュートを決めると「そこからは、意識がないような状態。もう体に任せるままプレーしてました」。ゾーンに入ったカルバーは止められない。35得点、7リバウンド、1アシストの活躍で勝利に導いた。これには京都・伊佐勉ヘッドコーチ(56)も「彼に、両日遊ばれたという感じ」とお手上げだった。
現在、Bリーグ1位の試合平均得点24・1点(14日試合開始前時点)と高アベレージをマーク。ダン・タシュニー・ヘッドコーチ(HC、44)も「彼にはリーグNO・1プレーヤーになってほしい」と期待をかけるが、早くも体現している。「期待してもらえるのは光栄ですし、自分でも自分自身に期待をかけています。自分の得点よりも、いかにチームが勝ちを積み重ねられるか」と貢献度を重要視し自らを奮いたたせている。リーグ屈指のスコアラーに相手ディフェンスも警戒を高める中で、この日も61・1%のシュート決定率で圧倒。「相手の隙をみてどこを攻めるべきかの判断。夏から積み重ねてきた、決めきる自信のあるシュートを打ち続けた結果です」とうなずいた。
次戦からはアウェー5連戦。「自分たちがその先に進むためにはアウェーでいかに勝てるか。しっかり勝ち越したままでホームに帰って、成長した姿をみせたい」とさらなる飛躍を誓った。【高橋香奈】
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