
24日(水)〜25日(木)のクリスマスは広く雨が降るでしょう。今週は日々の気温の変化が大きくなるため、体調管理に注意が必要です。年末年始は太平洋側では晴れる所が多く、初日の出も見られる所が多くなりそうです。
1週目(22日〜28日):イブからクリスマスはあいにくの雨か

2025年も残り10日ほどになり、仕事納めや終業式、大掃除、帰省など忙しい時期に入りました。気になる天気や気温を解説していきます。
明日22日(月)は、低気圧や前線が日本の東に進み、冬型の気圧配置になるでしょう。日本海側では北陸や東北、北海道を中心に雪や雨が降りそうです。風も強まるでしょう。太平洋側は天気が回復して晴れる所が多くなりそうです。東京の雨マークは未明までの雨で、朝からは青空が広がるでしょう。また、冬至でもあり、一年で一番昼の時間が短い日でもあります。
明後日23日(火)は、高気圧に覆われ、日本海側を含めて、晴れる所が多くなりそうです。ただ、天気の変化は早く、湿った空気が流れ込む、西日本の太平洋側では午後に雨の降る所があるでしょう。
24日(水)と25日(木)のクリスマスは、低気圧や前線が日本列島を通過する見込みです。暖かく湿った空気が流れ込むため、北海道や東北などでも雪ではなく雨の降る所が多くなるでしょう。ホワイトクリスマスになるのは、標高の高い所や北海道の一部に限られそうです。それよりも雷雨や降り方が強まる所もあるため、クリスマスを楽しむ方は、ご注意ください。
26日(金)から27日(土)にかけては、再び冬型の気圧配置になり、強い寒気が流れ込むでしょう。日本海側は雪の降る所が多く、大雪になる所もありそうです。風も強く、ふぶく所もあるでしょう。猛吹雪や大雪による交通機関の乱れなどに注意が必要です。太平洋側は晴れますが、一部では雪雲や雨雲が流れ込むでしょう。また、空気の乾燥が続くため、火の取り扱いにご注意ください。
28日(日)は、全国的に晴れますが、関東南部では天気が崩れる可能性があります。
気温の変化が大きい1週間

明日22日(月)からの1週間は日々の気温の変化が大きいでしょう。
最高気温は札幌で23日(火)が1℃の予想ですが、24日(水)は7℃まで上がる見通しです。27日(土)にはマイナス3℃まで下がるでしょう。東京都心も8℃〜9℃と10℃に届かない日もある一方で14℃まで上がる日もある予想です。福岡も23日(火)は17℃と日差しは暖かいですが、26日(金)は、6℃と震える寒さとなるでしょう。寒暖の差が大きくなりますので、日々の気温をチェックして服装で上手に調節してください。
最低気温も日ごとの変化が大きくなりそうです。雪が積もっている地域では路面が凍結する恐れもあります。移動の際は足元や車の運転にご注意ください。また、水道管の水が凍るほどに冷え込む日もありそうです。
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2週目(29日〜2026年1月3日):大晦日は天気崩れる 初日の出は見える所多い

年末年始の天気は、日本海側では寒気や湿った空気の影響で雪や雨の降る所が多くなるでしょう。太平洋側は晴れる日が多くなりますが、湿った空気や本州の南に局地的な前線が出来るため、雨の降る所がありそうです。大雨になることはありませんが、忙しい時季ですので、空模様の変化にご注意ください。1月1日の朝の初日の出は太平洋側では見える所が多いでしょう。
最高気温は札幌は1℃〜5℃、仙台と新潟は7℃〜11℃でしょう。平年を上回り、寒さは比較的穏やかな年末年始となりそうです。東京、名古屋、大阪、福岡は11℃〜15℃くらいの日が多く、こちらも平年より高い日が多いでしょう。大掃除など水仕事が多くなる時期ですが、日差しに温もりが感じられそうです。ただ、朝晩は冷えるでしょう。初詣や初日の出を見に、お出かけする方もいると思いますが、寒さ対策をしっかりして、体調を崩さないようにご注意ください。
