FANTASTICS、来年のアリーナツアー発表 中島颯太&八木勇征が“9人”を強調

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2025年12月22日 04:01  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

グループ2度目の全国アリーナツアー最終公演を行ったFANTASTICS。左から、佐藤大樹、堀夏喜、澤本夏輝、八木勇征、中島颯太、瀬口黎弥、木村慧人、世界

FANTASTICSが21日、静岡・エコパアリーナで、全国アリーナツアー「FANTASTICS LIVE TOUR 2025 "BUTTERFLY EFFECT"−FLY WITH YOU−」ツアーファイナルを行った。


同ツアーはグループ2度目の全国アリーナツアーで8都市18公演を実施。前哨戦として7月、グループ史上最大規模となったさいたまスーパーアリーナ3日間公演を受けての開催となった。同公演でのテーマ「挑戦の始まり、未来の準備」を受け、アリーナツアーには一羽のチョウの羽ばたきがやがて大きな風をとなる“BUTTERFLY EFFECT”になぞらえ、ファンとともに未来へと大きく飛び立つという思いを込めた。


“BUTTERFLY EFFECT”を意識したチョウが飛び立つシーンからメンバー紹介の映像へと続き、チョウをモチーフにした照明の演出でメンバーが登場。オープニング曲はツアーテーマ曲「BFX」を選んだ。


ツインボーカルの中島颯太(26)は「ついに来ました、ファイナル! 楽しんでますか! 全部出し切る準備はできてますか!」と呼びかけ、八木勇征(27)は「このツアー楽しいか! 俺も楽しい!」と叫んだ。パフォーマーあいさつコーナーで堀夏喜(28)は、会場となった静岡の名産「お茶」「ウナギ」に続き、「富士サファリパーク」と絶叫し会場を盛り上げた。


現在公開中で、中島ら計4人が主演し、佐藤大樹(30)も出演する映画「ロマンティック・キラー」のテーマソングに採用されている「ずっとずっと」。同曲はせり出しで、ツインボーカルのみでしっとりと歌唱し、会場は聞き入った。


ライブ中盤には、メンバーがFANTASTICSでなかったらを演じる“BUTTERFLY EFFECT”コーナーも展開。同コーナーで中島はギター、八木はキーボードを披露した。


中島は「1人1人のヒーロー的存在に9人がなりたいし、ファンがいるからヒーローになれる。だから、僕たち9人は、こんなにもヒーローがいるのが心強いです」とファンに感謝。そして、18年に志半ばでついえた中尾翔太さんを含めた9人がFANTASTICSであることを強調。その後、本編ラストとして、映画「仮面ライダーガウ」主題歌「Candy Blaze」を披露した。


アンコールでは、グループ3度目となる26年全国アリーナツアーの開催をVTRで発表した。そのタイトルには中尾さんのモチーフ“SUNFLOWER”を用いた。世界(34)の「来年もいくぞ! サンフラワーやるぞ! 絶対来てくれよな!」の絶叫に、会場は大歓声で応えた。


中島は「翔太くんも大切にしているひまわりで全国を回りたい。来年も」で言葉をかむトラブルもあったが、「来年も来てくれますか!」と呼びかけ、「僕たち9人の夢を次につなげられます」とした。八木は「皆さんの希望になるように、翔太と9人で進んでいきます!」と宣言した。


最後は今日22日に配信リリースする、同アリーナツアーに向けて制作したバラード曲「BUTTERFLY EFFECT」で締めた。


約2時間30分の公演は、ほぼノンストップでパフォーマンスを披露。無尽蔵の体力を見せつけたFANTASTICSが“BUTTERFLY EFFECT”で導き出した答えは“SUNFLOWER”で提示される。

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