
元衆院議員の杉村太蔵氏が22日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜午後1時55分)に出演。高市政権の官邸幹部が、オフレコを前提とした取材で「私は核を持つべきだと思っている」などと発言したことについて私見を述べた。
発言したのは安全保障政策を担当する官邸幹部で、「個人の思い」とした上で考えを示した。その際「非核三原則」の見直しについては「政治的な体力が必要。国が二分する議論になる」「(政権内で)具体的な検討は進んでいない」としている。
司会のフリーアナ宮根誠司が「台湾有事でアメリカの艦船が仮に出て行った時に、この非核三原則をちゃんと決めておかないと。議論しておかないと。あいまいにしてると、どうするの? ってなるかもしれない」と懸念すると、杉村氏は「唯一の被爆国なんですけど」とした上で「今一番戦後の安全保障環境が厳しい中で、政府の安全保障を担当している方がいろんなことを想定して議論するのは当然のことなのかな」と自身の見解を語った。
野党からは辞任や更迭を求める声も上がっているが、杉村氏は「これをもって『辞任せよ』みたいなことは行きすぎなんじゃないか」と疑問を示した。
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