原発・再エネ活用で投資支援=5年で2100億円補助―政府
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2025年12月22日 21:01 時事通信社

政府は22日、脱炭素社会の実現に向けた「グリーントランスフォーメーション(GX)実行会議」を開き、原発や再生可能エネルギーなど脱炭素電源を活用する企業の投資を支援する方針を決めた。2026年度から5年間で2100億円程度を充てる。
脱炭素電源の立地地域に企業やデータセンターの集積を目指す「GX戦略地域」の取り組みの一環。政府は年内に同地域の公募を開始、来年夏をめどに選定する方針だ。
原発や再エネ由来電力を100%使うことなどを条件に、工場やデータセンターの投資費用について、中堅・中小企業は最大2分の1、大企業は同3分の1補助する。電源立地地域への企業誘致を促すため、立地地域に進出したり、再稼働した原発の電源を活用したりした場合、支援をより手厚くする。
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