パラレルワールドネタで笑いを誘ったななまがり (C)ORICON NewS inc. 昨年スタートした、漫才とコント“二刀流”の頂点を決める『アサヒビール スマドリ ダブルインパクト〜漫才&コント二刀流No.1決定戦〜』の第2回開催(来夏放送予定)が決定し23日、都内で会見が行われた。第1回のファイナリスト・ななまがりも参戦表明をしたが、森下直人がおなじみの“パラレルワールドネタ”で笑いを誘った。
【写真】ななまがり森下が披露した「パラレルワールドのたくろう赤木」 森下は「パラレルワールドから来ました、たくろう・赤木です」と『M-1』王者ネタを早速披露し、周りからも「似てる!」の声が続々。「パラレルワールドでは『M-1』2回戦負けで、ラパルフェに真似されました」と、現実世界では男性ブランコに起こったことも取り入れるなど、細かいネタもしっかり押さえながら「(パラレルワールドのM-1)優勝は、おいでやすとんでもあやでした」と笑わせた。
相方の初瀬悠太は「意気込み、まぁーその…(今年)この大会が始まると聞いて、ホンマに優勝できると思ったんです。森下の落研時代の名前が二刀流(むさし)、僕は子どもが生まれて(決勝の出順も)7番手で、これは絶対優勝できると思ったら、あんな惨劇になった。来年は、欲を出さないようにしようと。『欲、出し尽くすな。』ということで」と意気込み。優勝賞金1000万円の使い道については「今年、右の下の歯を抜いて、今ない状態なんですよ。インプラント入れたい。『歯、入れ尽くせ』。ダブルインプラント!どうですか、みなさん!」と呼びかけるも、反応が薄く「なんじゃい、おい!」と叫んでいた。
第1回大会では、2875組がエントリーする中、ニッポンの社長が初代王者に輝いた。そんな中、早くも第2回大会が決定。今回は「芸人、出し尽くせ。」をキャッチコピーとして採用した。参加資格は、プロアマ芸歴不問、優勝賞金は1000万円で、とにかく面白い漫才とコントを審査基準に、予選から2ネタで審査を行っていく。
予選は来年3月スタート予定で、1回戦は漫才とコント、いずれか1ネタを選択して披露、2回戦以降は漫才→コントの順に2ネタ披露していく、前年度準決勝進出者については、1回戦を免除される。
この日の会見には、初代王者のニッポンの社長が登場。辻が「(会見は)きょうで合ってますか?M-1の空気ですけど(笑)。去年の発表より、だいぶ早いですよね」と笑わせた。エントリー表明芸人としてななまがり、コットン、スタミナパン、セルライトスパ、ダンビラムーチョに加えて、『M-1グランプリ2025』準優勝のドンデコルテも登場。会見の進行は、黒田みゆアナが務めた。