歓声に包まれながらメンバーがステージに登場し、壮大なスケールの「WMDA(Where My Drums At)」をフェスのためにロックアレンジで披露。序盤から観客の心をしっかりつかみ、会場をINI色に染めていった。
続く「Bullseye」では、メンバーの低音ボイスがさく裂するサウンドとエネルギッシュなダンスで魅せると、立て続けにコールレスポンスへ突入。池崎理人(※崎=たつさき)が「盛り上がってるかCDJ!準備はいいですか!」、田島将吾は「皆さんまだまだいけますよね!INI5年目、僕らの夢はまだまだ続きます!」と観客をあおり、会場を一気に温めると勢いよく鐘が鳴り響き、「DOMINANCE(Dance Break ver.)」へ。ダンスブレイクでは、11月に韓国・仁川にて開催された『2025 KOREA GRAND MUSIC AWARDS』でも披露した特別なパフォーマンスを国内のステージで初パフォーマンスし、客席からは大きなどよめきが起こった。
終盤になると、INIの力強さを象徴する楽曲「MORE」「BOMBARDA」で一気に畳みかけ、今年最後のライブ曲となったのは、松田迅が作詞に参加した「What A Night」。「皆さん、今年1年ありがとうございました!次で最後の曲です!盛り上がれますか?」と声をかけると、まだまだINIの音楽は終わらない、というメッセージを込めて観客とともに、自分たちの音楽を目一杯楽しみながら多幸感に包まれてINIのステージは幕を閉じた。
また、きのうには年末コンテンツスケジュールが解禁され、1本目のコンテンツとして「What A Night」の愛知・バンテリンドーム ナゴヤ公演の映像がきょう28日午後5時に公開された。さらに、あす29日午後5時には愛知・バンテリンドーム ナゴヤ公演の「Non Stop」の映像、30日午後5時にもシークレットコンテンツの公開を控えている。