■ミツビシ独自の四輪制御技術『S-AWC』を搭載
2007年の発売以来、5世代目の現行モデルは“ミニバンの優しさ”と“SUVの力強さ”の融合をテーマに、優れた居住性と高い機動性を両立させてきた。約19年間で国内累計販売台数が30万台を超えるなど、市場における唯一無二の存在としてミツビシブランドを牽引している。
今回の改良では、その特徴である力強いスタイリングと走行性能がさらに引き上げられた。
エクステリアにおいては、フロントグリルや前後バンパーのデザインが一新され、よりシンプルかつ立体的な造形に。リヤゲートは『DELICA』のロゴをガーニッシュ内へ配置することでプレミアム感が演出された。
またボディサイドには新たにホイールアーチモールが追加され、脚元にはギア感を高めた新デザインの18インチアルミホイールが装備することで、高い走破性を想起させる外観となっている。ボディカラーには、光の当たり方によってブルーのハイライトが映える新色“ムーンストーングレーメタリック”を含む全9色（2トーン5色＋モノトーン4色）展開となった。
インテリアは、視認性に優れた8インチカラー液晶メーターや金属調アクセントが施されたインストルメントパネルの採用により、先進性に加えてギア感とプレミアム感が向上した。
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走行性能の核となるのは新たに搭載された“S-AWC（スーパーオールホイールコントロール）”だ。ミツビシ独自の車両運動統合制御システムが搭載されたことにより、もともと高い悪路走破性と操縦安定性が売りであったデリカD：5の走行性能が飛躍的に向上した。走行モードは、エコ、ノーマル、グラベル、スノーの4種類から選択でき、路面状況に応じた最適な走行が可能となっている。
安全面では、運転支援技術“三菱e-Assist”が強化された。具体的には、衝突被害軽減ブレーキでの自転車の検知機能、後退時の誤発進抑制機能、車両付近の障害物のおおよその位置をメーター表示と音で知らせるパーキングセンサーの追加など。さらにマルチアラウンドモニターでは画質が従来の約3倍に高められている。
自慢の走破性に最新のテクノロジーが融合し、より安全で快適な移動をサポートする一台へと進化した新型『デリカD：5』は、冒頭のとおり2026年1月9日（金）から発売開始に。価格は451万〜494万4500円（税込）だ。グレード別の価格は以下のとおり。
●三菱自動車ホームページ：https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5/index.html
■新型『ミツビシ・デリカD：5』価格一覧
グレード
エンジン
変速機
駆動方式
乗員
価格（税込）
P
2.2L DOHC16バルブ 4気筒コモンレール式DI-Dインタークーラー付ターボチャージャー（クリーンディーゼル）
8速スポーツモードA／T
4WD
7人
494万4500円
8人
G-Power Package
7人
474万6500円
8人
G
7人
451万円
8人
[オートスポーツweb 2025年12月29日]
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