
<第38回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(日刊スポーツ新聞社主催、石原音楽出版社協賛)>
第38回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞が28日に発表された。外国作品賞は、ローマ教皇を選ぶコンクラーベを題材にした「教皇選挙」(キノフィルムズ)に決まった。
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次期ローマ教皇を決める選挙(コンクラーベ)を描いた米・英合作映画「教皇選挙」が外国作品賞を受賞した。
エドワード・ベルガー監督(55)は「このたびの栄誉に心より感謝申し上げます。『教皇選挙』が日本の観客の皆さまに温かく迎えていただけたことを大変うれしく思っており、また、本作が世界中の観客の皆さまとつながり続けている姿に深い感動を覚えております」とコメントした。
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3月20日の封切り後、4月21日にフランシスコ教皇が逝去し、5月7日に実際にコンクラーベが始まり、翌8日には米国出身者初の教皇レオ14世が誕生と、現実世界の動きがリンクして社会現象的なムーブメントを呼んだ。国内で配給したキノフィルムズを率いる、木下グループの木下直哉社長兼グループCEO(60)は「良い作品でも受け入れられる年、受け入れられない年があると一番、思った年」と感慨深げに語った。
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