「全然ちゃうんやんけ!」ラウドネス誕生秘話 二井原実をスカウトにいった高崎晃がとった行動は?

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2025年12月29日 22:42  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

45周年記念ツアー東京公演で演奏するLOUDNESSのギター高崎晃(右)とベース山下昌良

来年、デビュー45周年イヤーに突入するラウドネスが29日、東京・EXシアター六本木で、LOUDNESS 45th Anniversary Tour 2025−2026 Chapter 1 "THE BIRTHDAY EVE"東京公演を行った。


この日の公演は、ライブ映像プラットフォーム「ラウド・レガシー」でも生中継された。二井原実(65)は配信カメラに向かって「配信を見てるみなさん、こんな頭ですけど二井原です! 楽しんでますか!」と、ほぼ丸刈りの頭を披露した。


高崎晃(64)の「最初に会ったころに似てるよね」という問いかけに、二井原は「81年の春、京都の大学に通っていて、タッカン(高崎)が会いに来てくれた」と振り返った。高崎は「京都までスカウトに行った」という。


レコード会社の人も同席し、高崎から「世界に通用するバンドを作りたい。ついてはハイトーンボーカリストが必要だ」と言われたという。


二井原を高崎に紹介したのは山下昌良(64)だ。その山下から「歌はもちろん、ルックスもかっこいい」と聞いていた高崎。実際に二井原に会った高崎は山下は「(ルックスは)全然ちゃうんやんけ!」と返した。当時の二井原は髪が短く、ヒゲも蓄えていたという。高崎は「写真に髪の毛を書いて、伸ばしたらこんな顔になるんだ、ってやっていた」と明かした。


二井原は「45年前、タッカンが会いに来てくれなかったら、ここで歌っていない」と感謝した。「世界に通用するバンドを作る。世界一のギタリストになるって言ってね。今では海外でライブをやると、名だたるミュージシャンが見に来るから。諦めたらあきまへんで!」と訴えた。【川田和博】

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