横浜流星、吉沢亮(C)モデルプレス【モデルプレス=2025/12/31】俳優の吉沢亮と横浜流星が31日、東京・歌舞伎座にて開催された映画『国宝』歌舞伎座大晦日特別上映会に出席。和服姿を披露した。
【写真】「国宝」豪華キャスト、歌舞伎座での和服姿◆「国宝」キャスト、和装姿で登場
「国宝」は、吉田修一氏の最高傑作との呼び声高い同名小説を実写化。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄(吉沢)が歩む50年を描く。本イベントは、歴代興行収入ランキングにて邦画実写No.1を達成したことを記念して開催されたもの。吉沢と横浜をはじめ、共演の寺島しのぶ、見上愛、黒川想矢、田中泯、中村鴈治郎、李相日監督は、揃って和服で出席した。さらに、歌舞伎役者の市川染五郎、市川團子も登壇。李監督に花束を贈呈する一幕もあったほか、年明けから本作のIMAX上映・Dolby Cinemaでの上映も発表された。
撮影時を振り返り、吉沢は李監督について「執念しかなかった(笑)。たぶん、我々のことを信じてくださっているからこその、『もう1回』の多さというか(笑)。『もう1回』って言われるんだけど、なんでもう1回なのか分からず、僕らはやらされるんですけど、自分で気づくまでやらせてくれるっていうのは、非常に厳しさもありながら、本当に愛情を感じる方でしたね」と回想。横浜は「執念は感じました。いま吉沢君がおっしゃった通り、こんなにも我々を信じて、愛情を持って、時間をかけてくださる現場ってないんですよ。これは幸せに感じないといけないですね」と笑顔を見せた。
◆吉沢亮、撮影中に支えられた人物
また吉沢は「我々は当然今回、歌舞伎というものに初めて内側から触れさせていただきましたけれど、鴈治郎さんの演出は、非常に我々に分かりやすくというか、動きがどうこうということよりも、まずは内面のことを説明してくださって。どうにか歌舞伎役者じゃない我々が習得できるようなことを試行錯誤してくださって、やってくださったのかなと思いました。本番中とかも、常に見てくださって。ワンカットワンカットが終わるたびに1番最初に飛んできて、我々の衣装を直してくださったり。本当に鴈治郎さんのおかげで。当然技術的な部分もそうだけど、メンタル的な部分も、本当に鴈治郎さんに支えていただいていました。ありがとうございます」と中村に感謝を示した。
さらに、「この『国宝』という映画が公開して、本当にたくさんの方にこの作品を見ていただき、僕自身もこの作品のおかげでたくさんの素晴らしい景色を見させていただきまして。本当に特別な作品になりましたし、皆様にとっても特別な大切な作品になっていただけることを心から願っております。そして来年からもIMAX、Dolby Cinemaと始まりますけれども、ぜひ来年もこの映画『国宝』を愛していただけると嬉しいなと思っております。また来年もよろしくお願いします。今年はありがとうございました」と語っていた。(modelpress編集部)
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