衆参議長が年頭の辞
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2026年01月01日 01:01 時事通信社

衆院の額賀福志郎、参院の関口昌一両議長は1日、年頭の辞をそれぞれ発表した。要旨は次の通り。
【額賀議長】
昨年の参院選を経て、与野党の議席構成が衆参両院で拮抗(きっこう)することとなった。本年も、国民の声に真摯(しんし)に耳を傾けながら、国民生活の安定と向上、さらに国際社会の安定のために、全力で取り組んでいきたい。
現在、衆院選挙制度協議会において、議員定数を含む選挙制度の在り方に関し、協議を進めている。幅広い政党の合意を得られるよう努めていく。
【関口議長】
昨年の選挙を経て、参院は新たな会派構成となった。真摯な議論を通じて、引き続き国民からの負託に応えていく。
選挙後に提起された「1票の格差」訴訟で、複数の高裁から厳しい判断が示された。改めて参院改革協議会を設置して協議を再開したところだ。参院の在り方の議論を深めつつ、選挙制度改革の方向性を見いだすことができるよう取り組みを進めていく。
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