
近畿地方は北部山沿いの一部で積雪が50センチを超え、普段雪が少ない奈良県・和歌山県でも、山沿いを中心に雪が積もっています。明日4日にかけて徐々に雪はおさまってきますが、積もった雪がとけるまでには時間がかかります。しばらくは路面の凍結、雪崩や屋根からの落雪にも注意が必要です。
近畿は北部や山沿いで広く積雪 京都市内も早朝は一部で雪化粧

昨日2日から近畿地方は北部や山沿いを中心に雪が降り、広い範囲で雪が積もっています。京都市内はアメダスの観測では0センチですが、アメダス観測地点より少し北の北山通などは、うっすらと雪化粧している状態。兵庫県・兎和野高原では60センチの積雪を観測し(午前7時時点)、普段雪が少ない奈良県や和歌山県でも、紀伊山地周辺で雪が積もっています。
今雪がそれほど積もっていない地域でも、少し山に近い地域や北の地域に行くと、状況が一変することが考えられます。帰省先などから車で帰る方もおられるかもしれませんが、運転は道路状況を確認しながら慎重に。ノーマルタイヤでの雪道の走行は、絶対に行わないようにしてください。
初詣などに行かれる際も、足元が滑りやすくなっているおそれがあります。特に日かげや橋の上など雪や氷がとけにくい場所は、慎重に歩くようにしてください。
明日4日にかけて雪の降る範囲は次第に狭くなりそう


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今日3日のうちは、まだ北部や山沿いを中心に断続的に雪が降り、局地的に降り方が強まるでしょう。平地から徐々に積もりにくい湿った雪に変わりそうですが、山沿いを中心に積雪がさらに増えるおそれがあります。
明日4日は寒気の流れ込みが弱まり、日中には北部でも雪や雨の降る所は少なくなるでしょう。ただ、朝は氷点下の冷え込みの所も多く、路面の凍結には引き続き注意が必要。雪が多く降った地域では、雪崩や屋根からの落雪にもご注意ください。
ノーマルタイヤの危険性

雪道をノーマルタイヤで走行すると、タイヤが低温で固くなって吸着性が失われ、路面を摩擦で捉えることができなくなります。このため「滑る」「止まらない」「曲がらない」と、自動車が本来確保しなければならない動きが制御できなくなり、スリップ事故や渋滞の原因につながってしまいます。
雪道を時速40kmで走った場合、ブレーキを踏んでからクルマが止まるまでの距離は、ノーマルタイヤでは冬用タイヤの約1.7倍にもなるという走行実験結果もあります。
雪道でのノーマルタイヤは、とても危険ですので、冬用タイヤやチェーンを必ず装着するようにしてください。雪や雨が降ったあとの路面は凍結していることもあります。一見、路面に雪がないように見えても車の運転には十分な注意が必要です。
