市川團十郎「ひとつ、にらんでご覧にいれまする」見れば1年間無病息災と伝わる所作事に大拍手

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2026年01月03日 17:16  日刊スポーツ

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「初春大歌舞伎」の「仕初口上」でにらみを見せる市川團十郎(C)松竹

市川團十郎(48)らが出演する「初春大歌舞伎」が3日、東京・新橋演舞場で初日を迎えた。昼の部「寿初春 仕初(しぞめ)口上」で團十郎は、見ると1年間無病息災で過ごせると伝わる「にらみ」を披露。観客からは大きな拍手と、「成田屋!」の声が飛んだ。


團十郎は「新年おめでとうございます。初春より新橋演舞場にかくもにぎにぎしくご来場たまわり、厚く厚く御礼申し上げます」と述べると、今月の演目を読み上げる「仕初め」の儀式を行った。


続けて「にらみは初代團十郎から伝わりましたもので、これをご覧いただきますと、1年間無病息災に過ごせると伝わっています」とし「ひとつ、にらんでご覧にいれまする」。


三方を手に裃(かみしも)の肩を脱ぐと、右足をぐっと踏み出し、にらんでみせた。吉例儀式のにらみは、市川團十郎家と成田屋にゆかりのある役者にしかできない所作事として知られている。


團十郎は09年1月に同劇場で座頭を務めて以来、ほぼ毎年、正月公演を担ってきた。


今年は古典演目が並び、昼の部「鳴神」、夜の部「矢の根」と歌舞伎十八番がラインアップされた。ほか昼の部は、團十郎が故中村吉右衛門さんに教わったという「熊谷陣屋」、華やかな舞踊「操り三番叟(さんばそう)」。夜の部はほか、8代目團十郎が初演した「児雷也豪傑譚話(じらいやごうけつものがたり)」、長女市川ぼたん、長男市川新之助との親子3人共演が話題の「春興鏡獅子」。27日まで。

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