高橋惠子「軽い脳梗塞で今、入院」夫の高橋伴明監督が倒れたと明かす 不在の映画舞台あいさつで

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2026年01月05日 15:05  日刊スポーツ

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映画「安楽死特区」完成披露試写会に登壇した高橋惠子(撮影・村上幸将)

毎熊克哉(38)の主演映画「安楽死特区」(23日公開)完成披露試写会が5日、東京・ユーロライブで行われた。この日、高橋伴明監督(76)は登壇しなかったが、プロデューサーを務めた妻の高橋惠子(70)が「本来なら、登壇するはずですけど、なんと脳梗塞で今、入院しています。軽い脳梗塞で、回復に向けてやっております」と、夫の同監督が脳梗塞で倒れたと明かした。


高橋は「(舞台あいさつには)立てないけれども、くれぐれもよろしくと…それも皆さんに伝えたい」と、高橋監督の思いを代弁。「撮影中…寒い時期ですけど命を削って撮影していたと思う。『本当に役者さん達、スタッフ…特に助監督は日本で最高の3人がそろったんだ』と申しておりました。『本当にありがとう』と伝えたかったんだと思います」と続けた。さらに「高橋から今日、メッセージはない。ここに来られないのが、つらいと思う。言いたいことは映画に全て込めたと思う」とも口にした。


「安楽死特区」は、在宅医で作家の長尾和宏氏の、19年の同名小説の映画化作品。近未来の日本で「安楽死法案」が可決され、国家主導で導入された制度のもと、人間の尊厳、生と死、そして愛を問う物語。舞台は今から数年後の日本で、欧米に倣って安楽死法案が可決されたものも反対の声が多いため、国は実験的に国家戦略特区「安楽死特区」を設置し施設「ヒトリシズカ」が誕生。回復の見込みがない難病を患い、余命半年と宣告されたラッパー酒匂章太郎と、パートナーでジャーナリストの藤岡歩は安楽死法に反対で、特区の実態を内部から告発することを目的に入居。安楽死を決意した人間たちの愛と苦悩。医師たちとの対話を通じ、2人の心に微細な変化が訪れる物語。


高橋は、作品について「良い悪いじゃなく生きざま、何を大事に生きるかを感じて欲しい」と評した。この日は主演の毎熊をはじめ大西礼芳(35)奥田瑛二(75)も登壇した。


◆「安楽死特区」 国会で「安楽死法案」が可決され、国家戦略特区として「ヒトリシズカ」と名づけられた施設が誕生。安楽死を希望する者が入居し、ケアを受けられるこの施設は、倫理と政治の最前線で物議を醸す存在となっていた。回復の見込みがない難病を患うラッパー酒匂章太郎(毎熊克哉)は、進行する病に苦しみながらもヒップホップに救いを見いだし、言葉を紡ぎ続けていた。チベットで出会い、共に暮らすジャーナリスト藤岡歩(大西礼芳)は、章太郎が余命半年を宣告された今も安楽死に反対で、特区の実態を内部から告発することを目的に、「ヒトリシズカ」に入居する。施設には、末期がんに苦しむ池田(平田満)と妻の玉美(筒井真理子)、認知症を抱え、完全に呆けないうちに死なせて欲しいと願う元漫才師の真矢(余貴美子)など、それぞれに事情を抱えた入居者たちが暮らしていた。急速に衰え、言葉さえままならなくなった章太郎は歩に相談もなく「安楽死を望みます」と考えを一変。歩は、池田の主治医の鳥居(奥田瑛二)や章太郎の主治医の尾形(加藤雅也)三浦(板谷由夏)ら特命医それぞれの思いに触れ、命と死に真摯(しんし)に向き合うことを迫られる。

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