Q. 子どもが受験を控えています。インフルエンザ対策に、今からできることは?【小児科医が回答】

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2026年01月06日 20:50  All About

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【小児科医が回答】受験シーズンに重なりやすい、インフルエンザの流行期。受験生本人もご家族も、しっかり感染対策することが大切です。直前期にできる具体的な予防のコツをご紹介します。

Q. 子どもが受験を控えています。インフルエンザ対策に、今からできることは?

Q. 「大学受験を控えた子どもがいます。周囲でインフルエンザが流行しているので、不安です。家族全員、予防接種は済ませています。あまり神経質になり過ぎてもよくないとは思うのですが、直前期はどのような対策をすればよいでしょうか? 今からできることがあれば教えてください」

A. 家族全体で早めの感染対策を

インフルエンザをはじめ、受験直前期や本番で体調を崩さないためには、正しい知識をもとに、しっかり対策することが大切です。基本的に、ウイルスは目・鼻・口から侵入してきます。目には見えませんが、過度に怖がる必要はありません。

外出時のマスク着用や帰宅後の手洗い、うがい、顔洗いなど、基本的な感染対策を習慣にするとよいでしょう。マスクは直接ウイルスの侵入を防ぐ効果はありませんが、ウイルスのついた手で顔をうっかり触ってしまうことを防げたり、口元を保湿することで感染しにくい状態をつくったりできます。マスクは使い捨てタイプを使用し、外した後はすぐに処分するようにしましょう。

すでに接種済みとのことですが、インフルエンザワクチンの接種は重要です。不活化ワクチンは13歳以上は1回、13歳未満は2回の接種が基本で、経鼻生ワクチンは2から18歳で1回接種になります。家族全員が接種すれば家庭内感染のリスクを下げられます。

免疫力を高めるために、十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動も心掛けましょう。室内の乾燥を防ぐ加湿も効果的です。

万が一、家族に感染者が出てしまった場合は、受験生と部屋を分ける、食事や入浴の時間をずらすなど、できる範囲でしっかり工夫するのがよいでしょう。日常的な予防と共に、いざというときにどう対応すればよいかを想定し、備えておくと安心です。

また、もしインフルエンザにかかってしまった場合は、発症から5日以降に治癒と判断されます。早期に発熱を下げる方法として、抗インフルエンザ薬を使用するのも1つの方法です。ただし、薬の効果や副作用の問題もありますので、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

清益 功浩プロフィール

小児科医・アレルギー専門医。京都大学医学部卒業後、日本赤十字社和歌山医療センター、京都医療センターなどを経て、大阪府済生会中津病院にて小児科診療に従事。論文発表・学会報告多数。診察室に留まらず多くの方に正確な医療情報を届けたいと、インターネットやテレビ、書籍などでも数多くの情報発信を行っている。
(文:清益 功浩(医師))

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