43歳アーティスト、“放送禁止”楽曲発表の意図説明「腫れ物のように扱うことにも違和感」

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2026年01月07日 14:55  日刊スポーツ

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松永天馬公式サイトから

3人組トラウマテクノポップバンド「アーバンギャルド」のボーカルで、作家や俳優など多方面で活躍する松永天馬(43)が7日までに公式サイトを更新。「吃音症」を題材にした新曲「吃る恋」について説明した。


14日リリースのソロアルバム「黒一点」の収録曲でもある同楽曲の配信開始にともない、松永は「私自身は吃音で苦しんだことはありませんが、昨年慢性的な副鼻腔炎による喉がれ、ライヴで声が出ないなどの経験を通して、言葉を肉声にして届けることのかけがえのなさを身に染みて感じたので、そのような体験も歌詞に反映させました。また三島由紀夫『金閣寺』寺山修司『あゝ、荒野』など、吃音を主題にした文学作品からの影響も少なくありません」と歌詞制作の経緯を説明。


その上で、「吃音症で悩んでいる方を始め、対人間のコミュニケーションに何らかの不全や不安を抱えている方へのエール、というのは烏滸がましいかもしれませんが、メッセージとして届けさせて頂けたらと思います」と記した。


続けて「なお『吃る』という動詞は吃音症を持った方を揶揄する『吃り』という呼び名、本来の意味ではなくその用例に引っ張られる形で、現在は公共の電波では自主規制対象とされることが多いようです。従ってこの楽曲が公共の電波にのることはありません」とも説明。


「しかしながら『吃音する』『つかえる』『つまる』など、別の動詞に言い換えるとどうしても失われてしまうニュアンスがあるように思い、また腫れ物のように扱うことにも違和感を覚えたので本来の日本語の意味合いにおいて『吃る』という言葉を使用させて頂きました」と意図を明かし、「何卒御了承下さい。誰もが自分の言葉で自分の想いを伝えられますように。そう願っています」とつづった。

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