
俳優成宮寛貴(43)が7日、都内で舞台「サド侯爵夫人」(8日から、東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAなど)初日前会見に出席した。
同作は三島由紀夫の名作。18世紀のフランスを舞台に、投獄された侯爵の夫人、ルネ(成宮)と、対立する女性たちの姿を描く。演出は宮本亞門氏(68)が務め、東出昌大(37)三浦涼介(38)ら男性キャストのみで上演する。
舞台出演は12年ぶりで、宮本氏の作品に出演するのは25年ぶり。「いろいろなことを思い出しながらやらせてもらっている。亞門さんの求めているところに到達していないところがたくさんあってご迷惑もおかけしたけど、僕が分かりやすい言葉で演出してくださる。毎日楽しみながらやらせてもらっている」。続けて「サド侯爵夫人のキャラクターは言葉に力強さがあって、見に来る方も立場や経験で受け取り方が違う作品になる。僕自身も毎日違うところに引っかかりを感じていて、発見もたくさんあった」と見どころを語った。
さらに「三島さんのセリフ1つ1つを大切にしゃべらないと立体的にならない。大きな声でしっかり伝えるという基本的なところが一番難しかった」と作品の難しさを明かし、「解釈の仕方も亞門さんと試して、肉体的な脱皮や精神的な脱皮があった。次の世界に進んでいく姿が自分自身とはまった。今日、方向性が見えてきた気がします」と初日に向け自信をのぞかせた。
成宮は16年12月に週刊誌報道などを受け芸能界を引退。昨年3月にABEMAの配信ドラマ「死ぬほど愛して」に主演し、8年ぶりに俳優活動を再開していた。
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宮本氏は「(キャストの)顔ぶれを見ていただくと、大変苦労して、孤独を乗り越えて、自分の世界を築き上げた人たち。エッジの効いた皆さんが頑張ってくれて、スリリングで面白かった」と語った。
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