


ヨーグルトを派手にこぼされ、オレは朝から掃除に追われることになった。リカはまだ少し調子が悪いのか、オレにくっついて離れない。仕方なく抱っこしてやるが、4歳になったリカは思いのほかずっしり重い。これじゃ何もできない……。


子どもたちはオレのことをひとときも解放してくれない。リカは抱っこをせがむし、アオトもおとなしくしてくれない。どんどん疲弊し、なんだかオレまで頭が痛くなってくる……。でも家事は山積みだし、やらなきゃいけないのだ。

オレは熱が出た子どもなんて寝ているだけだろうと思っていた。
ところが体調がまだ戻らない2人はわがまま放題。
ぐずるリカは抱っこから離れず、動けるアオトはオレに構ってもらいたがる。
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ようやく子どもたちが寝ても、洗濯物は残っているし食事だって用意しておかなきゃいけない。
オレにはようやくサオリの言っていたことがわかった。
サオリは昨日、こんな状態でひたすら奮闘していたんだ……。
オレはあらためて、自分の言葉がいかに無神経だったかを痛感したのだった。
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