スバル、GT300のBRZに3リッター6気筒ツインターボエンジンを使用へ。EG33型ベースで王座奪還を狙う

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2026年01月09日 13:50  AUTOSPORT web

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2026年型SUBARU BRZ R&D SPORTに搭載される新型エンジン
 1月9日、千葉県の幕張メッセで開幕した東京オートサロン2026で、スバルとスバルテクニカインターナショナル(STI)はプレスカンファレンスを行い、2026年のモータースポーツ活動について発表した。スーパーGT GT300クラスでは、継続してスバルBRZ GT300が参戦するが、2025年第8戦もてぎでラストランとなったEJ20に代わり、水平対向6気筒のEG33エンジンをベースとした3リッター・ツインターボエンジンが使用されることになった。

 2012年からスバル/STIは、スーパーGTにスバルBRZ GT300を投入。ZC6型、ZD8型とベースモデルを変更しながら戦い、2021年には悲願のチャンピオンを獲得。長年GT300クラスのタイトルを争う存在として戦ってきた。

 そんなBRZを支えてきたのが、WRC世界ラリー選手権自体からスバルのモータースポーツ活動を支えてきたEJ20エンジン。2025年第8戦もてぎまで使用されてきたが、ついにその座を後継機に譲ることになった。

 注目を集めていた新エンジンだが、1月9日、東京オートサロンのプレスカンファレンスのなかで、その正体がついに明かされた。使用されるのは、3.3リッター水平対向6気筒のEG33型をベースとした、3リッター仕様のツインターボエンジンだという。

 ベースとなるEG33エンジンは、なんと1990年代に生産されていたスバル・アルシオーネSVXに搭載されていたものだ。2025年10月には、モビリティリゾートもてぎで行われたGTEテストで実走も行っており、ドライバーの井口、山内からの評価は非常に高いとのことだ。

プレスカンファレンスに出席した賚寛海社長は、「2026年スーパーGTは、水平対向6気筒の新エンジンを搭載したマシンで戦うことになります。これは、実はアルシオーネSVXのEG33型をベースにした3リッターツインターボエンジンで、排気量アップによる耐久性およびドライバビリティの向上をターゲットにして、このサイズを選びました」と話した。

「参戦車両のボディについては、大きく変更はしていません。というのも、シャシーを2025年に作り直した際、すでに新たなエンジンが載せられるような設計を施していました」

「今年は、長らくスバルのモータースポーツシーンを支えてきたEJ20エンジンから、新しいエンジンに移り変わります。現在は最終調整段階に入っており、今年はぜひ期待していただきたいと思っておりますので、更なる声援をお願い致します」

 そしてこのBRZを駆ることになるのは、お馴染み井口卓人と山内英輝のふたり。2015年からコンビを組んでいるが、12年目のシーズンを迎えることになった。百戦錬磨のドライバーふたりに、EG33型ベースの3リッター6気筒ツインターボエンジンというニューウェポンが合わさる61号車SUBARU BRZ R&D SPORT。これまで以上に驚異の1台となるかもしれない。

[オートスポーツweb 2026年01月09日]

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