「加湿器」部屋のどこに置くのが正解?ウイルス対策でインフル“再感染”を防ぐ【ひるおび】

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2026年01月09日 15:48  TBS NEWS DIG

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空気の乾燥が続く中、インフルエンザに再感染する人が増えています。
対策のひとつとして「加湿」をする際のポイントをお伝えします。

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インフルエンザ“再感染者”増加

都内のクリニックでは、この1か月ほどでインフルエンザに“再感染”する患者が増加しています。
B型に感染した後、A型に感染したケースや、1か月の間に2回インフルエンザにかかったケースもあるそうです。

いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤院長は、「乾燥と冷気によってインフルエンザウイルスそのものが強く、長く生き延びている。低い湿度が大きな原因になっている」と話します。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長:
今年は、シーズンの始まりが早かった。シーズンが長くなると、1回ピークを超えても冷たい乾いた空気が続き、2回目の感染が起こりやすくなっているのかなと思います。

感染を防ぐには「乾燥対策」が重要

伊藤院長によると、感染の防止に重要なのは、【のどを潤す】【加湿】の2つです。

のどの細胞の表面には「線毛」と呼ばれる構造があり、粘液で覆われています。どちらもウイルスの体内への侵入を防ぐ働きをしています。
ところが乾燥が続き粘液が乾くと、線毛が傷つきウイルスを排出する機能が低下してしまいます。これによりウイルスが体の中に入りやすくなってしまうのです。

伊藤博道院長:
口の中を湿潤にすることが、ばい菌やウイルスを排除する線毛の働きを維持するためにとても大事ですから、こまめな水分摂取はぜひやっていただきたいと思いますし、私もやっています。

また、インフルエンザウイルスは多湿に弱いことが分かっています。
湿度40%未満では半数以上が生き残るのに対し、湿度50%では大幅に減少するという研究もあります。

加湿の有無で体感温度が変わる

ダイニチ工業が行なった実験です。
▼室温5℃▼相対湿度60%の部屋を、エアコン暖房で22℃に暖めます。
加湿あり/加湿なしの2パターンで比べると・・・

加湿なしの場合、相対湿度は21%に下がる⇒体感温度:約18.9℃
加湿器を使い、相対湿度を60%に保つ⇒体感温度:約21℃
湿度を上げることで、体感温度に2.1℃の差が出ることが分かりました。

気象予報士 森朗氏:
湿度が低い方が寒く感じるんです。寒く感じるから温度を上げると、また乾燥するんですよ。そういった悪循環にならないように、加湿して体感温度を上げて、部屋の湿度を十分に上げることが大事ですね。

湿度が高すぎるとカビやダニの発生にもつながるので、適切な湿度は40%〜60%とされています。

加湿器、部屋のどこに置く?

ダイニチ工業によると、加湿器の置き場所にポイントがあります。

【直接床に置かない】
部屋の中でも冷たい空気は下に行きます。空気が冷たいと湿度が高くなるので、センサーが湿度を高めに判定してしまいます。

【エアコンの風を直接あてない】
乾燥しているエアコンの風をあてると、センサーが誤作動して余計に加湿するなど正常な運転ができなくなります。

【窓から離す】
窓のそばで加湿すると、結露ができやすくなります。

【家電の近くに置かない】
テレビなどの精密機器の故障の原因になる可能性があります。

おすすめの設置場所は、「エアコンの下」。台の上など、床から離した場所に置くのがベストです。
加湿器がエアコンの風に直接当たらず、それでいてエアコンの温風が加湿した空気を遠くまで運んでくれます。

伊藤院長のクリニックでは、待合室や診察室などで加湿器6台・空気清浄機5台を設置して感染対策を行なっているそうです。

恵俊彰:
インフルエンザはしばらく流行りそうですか?

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長:
もうひと山来そうな気がするんですよね。B型の波が来ているのと、学校再開や受験シーズンもあって休もうにも休めない人も結構いることを考えると、今から2週間ぐらいが正念場のもうひと山というところだと思いますね。

(ひるおび 2026年1月8日放送より)

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