トヨタ優勢もトラブル発生。後半戦突入のダカールラリー、エクストロームが今大会2勝目

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2026年01月12日 01:50  AUTOSPORT web

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2026年大会初の複数回ステージ優勝者となったマティアス・エクストローム(フォード・レーシング/フォード・ラプター)
 1月11日、中東のサウジアラビアで開催されているW2RC世界ラリー選手権開幕戦『ダカールラリー2026』のステージ7が行われ、フォード・レーシングのマティアス・エクストローム(フォード・ラプター)が今大会2度目のステージウインを記録。総合でもナッサー・アル-アティヤ(ザ・ダチア・サンドライダーズ/ダチア・サンドライダー)に次ぐ2番手に浮上している。

 9日(金)までにラリーの前半戦を終えたダカールラリーの2026年大会。翌10日(土)は当初の予定どおり首都リヤドでの休息日となり、選手たちは前半戦の疲れを癒やすとともにラリー後半に向けて英気を養った。

 迎えた後半戦最初のステージ7は11日、リヤドからワディ・アド・ダワシルに至るルート上に設定された459kmの計測区間で競われ、四輪・二輪の両部門で注目すべき順位変動とドラマが展開されることとなった。

 四輪のアルティメット部門では、フォードのエクストロームが3時間44分22秒というタイムで今大会2度目のステージ優勝を飾った。これまで2026年大会ではプロローグから第6ステージまで毎日勝者が異なる、ある種の“ジンクス”が生まれていたが、プロローグの覇者であるスウェーデン人がこれを打ち破った。ステージ2番手にはジョアオ・フェレイラ(トヨタ・ガズー・レーシングSA/トヨタ・ハイラックスIMTエボ)、3番手にはミッチ・ガスリー(フォード・レーシング/フォード・ラプター)が入っている。

 同ステージでは終盤に劇的な展開がみられた。ステージ4の覇者で、ラリーの前半戦では一時は総合首位にも立ったヘンク・ラテガン(トヨタ・ガズー・レーシングW2RC/トヨタ・ハイラックスGR)は、残り数kmまで首位を快走。そのままステージ優勝と総合首位の両方を手中に収めるかに見えた。しかし、ステージの最終盤でトラブルに見舞われ、首位から8分35秒遅れのステージ13番手でのフィニッシュに。この結果、一時はバーチャルリーダーの座を譲っていたアル-アティヤが総合首位の座を守ることとなった。

 また、このステージを10番手タイムで終えたナニ・ロマ(フォード・レーシング/フォード・ラプター)に科されていた1分10秒のペナルティが無効となったことで、ロマが総合3番手へと浮上している。現在、首位アルアティヤを4分47秒差でエクストローム、7分15秒差でロマが追う展開だ。

 一方のラテガンは総合4番手に後退し、ともにWRC世界ラリー選手権の元王者であるカルロス・サインツ(フォード・レーシング/フォード・ラプター)とセバスチャン・ローブ(ザ・ダチア・サンドライダーズ/ダチア・サンドライダー)が総合5番手、6番手に続いている。

 二輪部門では、ルチアーノ・ベナビデス(レッドブルKTMファクトリーレーシング/KTM450ラリーファクトリー)が4時間00分56秒でステージ優勝を果たし、僚友のエドガー・カネット(KTM450ラリーファクトリー)とのワン・ツーを牽引した。なお総合順位は、同じくレッドブルKTMファクトリーレーシングのダニエル・サンダース(KTM450ラリーファクトリー)が首位を堅守している。

 サンダースはこのステージで4番手につけ、同9番手に終わった総合2番手のリッキー・ブラベック(モンスターエナジー・ホンダHRC/ホンダCRF450)との差を4分25秒まで拡げたが、チームメイトのベナビデスにはタイム差を5分35秒詰めれた。結果、トップ3が5分以内にひしめく大接戦となっている。

 後半戦の2日目となる1月12日(月)は、ワディ・アド・ダワシルを発着点とするループステージが行われる予定だ。ステージ8の計測区間は483km、リエゾン(移動区間)は238kmとなっている。

[オートスポーツweb 2026年01月12日]

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