綾瀬はるか、妻夫木聡/『人はなぜラブレターを書くのか』完成報告2000年3月に発生した地下鉄脱線事故にまつわる奇跡のような実話をもとに描いたドラマ『人はなぜラブレターを書くのか』の完成報告会見が1月18日、都内で行われた。
会見には、主演を務める綾瀬はるかをはじめ、共演する當真あみ、細田佳央太、妻夫木聡、石井裕也監督(『舟を編む』)が出席。綾瀬と妻夫木は『ザ・マジックアワー』以来の18年ぶりの共演となり、初の夫婦役を務め「まさか夫婦役とは」(妻夫木)、「不思議でしたね」(綾瀬)と振り返っていた。
綾瀬が演じたのは、現代を生きる寺田ナズナ。高校時代に想いを寄せ、事故で亡くなった相手・富久信介さんに24年の時を超えて再びラブレターを書く役どころだ。「富久さんの分まで精いっぱい生きようとする芯の強い女性。周りをほわっと包み込むが、葛藤をどこまで出すか、監督とお話しながら、お芝居をした」と語った。
石井監督とは初タッグとなり「本番までが早かったですね。テンポ感がすごく気持ちよかった」といい、「台本からさらに広げて、違う視点で課題をくれる。刺激的な現場で楽しかった」と話していた。
一方、石井監督は「とらえどころのない魅力がある。言葉にしづらいですよね、不思議なんですけど」と綾瀬に対する印象を語り、「なぜ、ラブレターを書いたのかも不思議なので、ぜひ不思議なオーラを持った人にお願いしたかった。それに気品ですね」と起用理由を説明していた。
学生時代のナズナを演じる當真、富久信介さん役の細田佳央太は、大河ドラマ「どうする家康」以来の共演で「距離感が気になりつつ、一歩が踏み出せない関係だったので、あまりお話はできなかったが、以前ご一緒した安心感があった」(當真)。細田は『町田くんの世界』以来の石井組で、「もう1度ご一緒することを目標にしていた。がっかりされたくないプレッシャーがあった」と心境を語った。
妻夫木が、石井監督の作品に出演するのは4度目となり「戦友だと思っているし、また、新しい自分を発見してもらいたい、期待に応えたいという気持ち。石井さんの挑戦の場に呼んでもらうのは、刺激をもらえるし、光栄なので、全力で一緒に勝ちに行きたい」と誇らしげだった。
『人はなぜラブレターを書くのか』は、4月17日(金)より公開される。
(シネマカフェ編集部)