美味しく保存と空間デザインを両立、日立の新型冷蔵庫「まんなか冷凍 HZCタイプ」

0

2026年01月21日 08:40  マイナビニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
日立グローバルライフソリューションズ(以下、日立GLS)は、新型の冷凍冷蔵庫「まんなか冷凍 HZCタイプ」を2機種、「HWCタイプ」を3機種、計5機種を発表。2月中旬から順次発売する。価格はオープン、推定市場価格は以下の通り。

○HZCタイプ


617L(R-HZC62Y):47万円前後

540L(R-HZC54Y):42万円前後


○HWCタイプ


617L(R-HWC62Y):44万円前後

540L(R-HWC54Y):39万円前後

485L(R-HWC49Y):36万円前後


ここでは上位モデルのHZCタイプを紹介する。独自の「真空氷温ルーム」に加え、冷蔵室全体をチルド温度に保つ「まるごとチルド」を搭載。鮮度保持性能を高めつつ、昨今の住宅トレンドを反映した本体カラー、直線的でシンプルなデザインが特徴だ。

水平垂直がもたらす、キッチン空間への静かな調和



冷蔵庫はキッチン家電の中でもかなりの専有スペースを取るため、カラーリングやデザインが空間全体の印象に与える影響は大きい。キッチンとリビング/ダイニングのボーダーレス化が進む最近のトレンドではなおさらだ。今回のHZCタイプでは、インテリアとしての調和がかなり意識されている。


デザインの根幹は「水平垂直基調」のフラットな造形。複雑なラインや凹凸をできるだけなくし、キッチンユニットや壁面と美しく呼応する形を目指したという。注目は扉上部のヒンジ部や、引き出し扉のハンドルといった生活感の出やすい要素の処理だ。これらをガラス面で覆う、あるいは巧妙に隠すことで、正面から見たときの視覚的なノイズを省いている。ガラス周囲のフレームを極細化することで、前面が大きな一枚素材であるかのような一体感を生み出した。



表面素材には「フロストガラス」を採用している。光を強めに反射する従来の光沢ガラスとは異なり、光を柔らかく拡散させるマットな質感は、ドンとした存在感が出やすい冷蔵庫の雰囲気を和らげ、高級感もある仕上がりだ。周囲の光がほんのりと映り込む程度の反射に抑えられており、昨今の「マットな質感のシステムキッチン」に違和感なく溶け込む。


用意された2つの本体カラーも、インテリア性を考えたもの。



チャコールグレー(XH)

木のぬくもりを感じさせる住空間になじむような設計の温かみあるグレー。シックなリビング・ダイニングとの連続性を高める。



ナチュラルホワイト(XW)

陶磁器のような清潔感ある素材感を表現。暮らしの景色へ自然となじみ、キッチンを明るく上質な空間にする。

「真空」と「氷温」が叶える、一歩先の鮮度管理


HZCタイプのトピックでは、まず新搭載の「真空氷温ルーム」が挙げられる。小型設計の真空ポンプがルーム内の空気を吸引し、大気圧よりも低い約0.8気圧の真空環境を作り出す。この低圧環境が食品の酸化を抑え、変色や風味の劣化を最小限に食い止める。



さらに、約-1℃という「氷温」設定で食材を凍らせずに鮮度を維持。密閉構造によって食品に直接冷気を当てない「間接冷却」方式であるため、乾燥を抑制できる。刺身などの生食用の魚であれば約3日間、加熱調理用の肉や魚なら約7日間、ラップなしでも美味しく保存できるとしている。購入した食材が週の後半まで劣化せず、しかもラップの手間を省いてすぐに調理に使えるという利便性は、現代の多忙な世帯に対する大きな恩恵だ。


冷蔵室すべてが鮮度保持の拠点となる「まるごとチルド」



日立の冷蔵庫における武器のひとつが、冷蔵室全体の保存性能を底上げする「まるごとチルド」だ。今回のHZCタイプも「まるごとチルド」機能を備えている。



一般的に冷蔵室の温度設定は約3℃〜6℃とされているが、「まるごとチルド」では冷蔵室のどこでも2℃前後のチルド温度帯を保つ。加えて「湿度」のコントロールもポイントだ。うるおいをたっぷり含んだ冷気を庫内に循環させることで、冷蔵室全体の湿度を約80%という高い状態に維持する(日立調べ。食品の種類・状態・量によって異なる。ドアポケット、および特定のルームを除く)。


「まるごとチルド」は低温と高湿な環境によって、冷蔵庫の悩みである食品の乾燥を抑えつつ、食材や料理を長持ちさせるありがたい機能だ。ラップをかけ忘れたサラダや、少しだけ残ったケーキなども、瑞々しさを保ったまま保存できる。



また、「温かいままの鍋」をそのまま冷蔵室へ入れることも可能(約50℃以下が目安)。温かい料理の熱をすばやく奪い、周囲の食品への温度影響を最小限に抑える。冷めるのを待つ時間を短縮できるこの機能は、夕食の準備から片付けまでの動線をスムーズにし、多忙な現代人のライフスタイルにぴったりだ。

「まんなか冷凍」と進化するコネクテッド機能



そのほか、腰を大きくかがめず冷凍食材を取り出せる「まんなか冷凍」レイアウトを継承。メインの冷凍室は3段ケース構造となっており、冷凍した食材や出番が増えている冷凍食品を整理しやすい。特に、大型アルミトレイを備えた「デリシャス冷凍」スペースは、食品の熱をサッと奪い、細胞破壊を抑えて旨味を閉じ込める重要な役割を担う。



コネクテッド家電としても、より実用的に進化した。家事サポートアプリ「ハピネスアップ」には、新機能「まとめて食材管理」を追加。これは冷蔵庫内だけでなく、パントリーなどの常温保存品も含めた食材データを一元管理できる機能だ。スマートフォンのカメラで撮影して登録することで、外出先から在庫を確認できるだけでなく、賞味期限の管理や、買い忘れを防ぐ「買い物メモ」の作成も容易になる。(林利明)

    ニュース設定