
日本屈指の書道家として名を馳せる幕田魁心(まくたかいしん)氏の展覧会、第36回「幕田魁心の書〜伝統のその先〜」が、1月30日(金)〜2月5日(木)の期間、東京・上野の森美術館で開催される。1月31日(土)・2月1日(日)の各日13時30分からは、その場で作品に命を吹き込む「席上揮毫(ライブパフォーマンス)」を実施。幕田魁心の筆遣いを目の前で見ることができる。
幕田氏は1982年銀座で初の個展を開催して以降、ニューヨーク、パリ、北京など海外でも個展を精力的に開催。特にフランスでは熱狂的な支持を得て、フランス社会功労月桂冠奨励勲章勲二等を受勲。作品は中尊寺金色堂やフランスのマドレーヌ寺院、ニューヨーク総領事館などに所蔵されている。松尾芭蕉が歩いた道を実際に歩き、芭蕉の句を書き上げた「書でいざなう奥の細道」など著書も多い。
展覧会では新作200点を展示。今回は特に、三千年前の「象形文字(古代文字)」をモチーフにした作品群が登場する。文字が単なる記号になる前の「祈り」や「本能」を、現代的な色彩と筆致で表現している。
鑑賞のルールは「文字を読まないこと」だという。文字が生まれた瞬間の“熱量”を浴びることが大切。幕田氏は、「できれば1作品につき2〜3分程度かけて見てほしい。線の一本一本の動き、強弱、全体のバランスから、作品が発するエネルギーを自由に心で感じてください」としている。
観覧時間は10時〜17時、最終日は13時閉館、最終入場は閉館30分前まで。入場料は1000円、高校生以下は無料。
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