中村鶴松、当面の間の謹慎を発表 東京都内の飲食店のドアを蹴って壊したとして警視庁に18日、建造物損壊の疑いで現行犯逮捕された歌舞伎俳優の中村鶴松(本名・清水大希)について、当面の間、謹慎することが伝えられた。21日、所属事務所「ファーンウッド」が文書で発表した。この影響で、2月に予定していた初代中村舞鶴(まいづる)の襲名披露は見送られることとなった。
【写真】それぞれクールなポーズを取った中村鶴松ら歌舞伎俳優たち 所属事務所は文書で「この度は弊社所属の中村鶴松が多大なご迷惑ご心配をおかけしまして大変申し訳ございませんでした」と謝罪。「今後の活動としましては当面の間、謹慎とさせていただきます」と報告した。
また事件については「1月18日未明に被害店舗様に泥酔状態の中村鶴松が来店した際に、注文時に本人の勘違いによることでトラブルとなり、店舗出入口の自動ドアを蹴破ったということが事の次第のようです」と説明。一方で「トイレの貸し借りなどによるトラブルではございません」と一部報道を否定した。
その上で「被害店舗様には謝罪と共に、今後も誠意をもって対応させていただく旨をお伝えしております」とし、「本件について被害店舗様の特定や周辺でのご取材、また誹謗中傷などはくれぐれもお控えいただきますようお願い申し上げます」と呼びかけた。
また松竹は同日、2月1日に初日を迎える歌舞伎座『猿若祭二月大歌舞伎』について、鶴松が休演することを発表。鶴松が演じる予定だった「雨乞狐」は中村勘九郎、中村七之助が務める。この決定を受け、鶴松の初代中村舞鶴(まいづる)の襲名披露は見送られることになった。
鶴松は1995年3月15日生まれ。3歳より児童劇団に入り、平成12(2000)年5月歌舞伎座『源氏物語』の竹麿で清水大希の名で初舞台。平成17(2005)年5月歌舞伎座で十八世中村勘三郎の部屋子となり、『菅原伝授手習鑑』車引の杉王丸で二代目中村鶴松を名乗ることとなった。屋号は中村屋。
鶴松をめぐっては18日、東京・浅草公会堂で公演中の舞台「新春浅草歌舞伎」を急きょ休演していた。