2025年のル・マン24時間レースに参戦したウェイン・テイラー・レーシングの101号車キャデラックVシリーズ.R IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTPクラスに参戦しているウェイン・テイラー・レーシング(WTR)の共同オーナーであるウェイン・テイラーは、ル・マン24時間レースに2年連続で参戦したいという希望を表明した。
昨年、キャデラックVシリーズ.Rで1台のエントリーを許可された同チームは、キャデラックからの追加エントリーに関する最終決定を待つ間、現状維持の状態にあるという。
WTRと、同じくIMSA GTPに参戦するアクション・エクスプレス・レーシング(AXR)は、2025年にWEC世界耐久選手権にフル参戦したハーツ・チーム・JOTAの2台に加わり、キャデラックブランドを代表してサルト・サーキットでの一戦に参戦した。これは近代において初めて、キャデラックの4台体制でのル・マン参戦となった。
キャデラックが両チームに招待枠を確保できるかどうかは不明な状態だ。IMSAの招待枠は通常、前年のGTP優勝チームに与えられるが、昨年王者のポルシェ・ペンスキー・モータースポーツには、2026年の出場権は与えられないことになっている。これは、ポルシェ963がル・マン出場の主要条件であるWECへのフルシーズン参戦を行わないためだ。
ウェイン・テイラーはSportscar365に対し、「キャデラックとFIA(国際自動車連盟)、そしてACO(フランス西部自動車クラブ)が合意に達する可能性があれば、間違いなく、100%参加したいと思っている」と語った。
「今年こそしっかりと参加したいのだ。昨年はまるで火事場の水を飲んでいるようだった。しかし、今は充分な情報を得て、参加して、まともなレースをできるだろう」
「現時点では、参加するかどうかはまだ分からない」
テイラーは、招待が認められれば、2025年のラインアップであるリッキー・テイラーとジョーダン・テイラー、そしてフィリペ・アルバカーキは変更しないことを示唆した。
チームにとって4人目のウェザーテック選手権フル参戦ドライバーとなるルイ・デレトラズは、昨年のLMP2プロ/アマクラスを制したAOバイ・TFのオレカ07・ギブソンのシートをすでに確保している。
「我々はそれ(ドライバーラインアップ)を変更するつもりはない」とテイラーは語った。「変更する理由がないんだ」。
アクション・エクスプレスのレースチーム運営ディレクター、クリス・ミッチャムは、Sportscar365に対し、キャデラックはACOからの招待次第で再び4台のマシンを走らせることができる可能性があると示唆した。
「彼らはできる限りのことをしたいと聞いている。残念ながら、まだ何も決定していないがね」と彼は述べた。
「誰もが常に参加したいし、できる限りのサポートがあることを願っている」
「その決定はGMに全面的に委ねられている。決定が下され次第、可能な限り対応する」
ミッチャムは、AXRとWTRは、どちらか、あるいは両チームが正式に参戦を承認された場合に備えて、すでに水面下で準備を進めていることを示唆した。
「この時点で準備がすべて整っていないと、かなり困難になる」と彼は述べた。
「我々は常に、どんな依頼にも対応できる準備ができている。万全を期しているのだ」
「それがたとえ3年間にわたるプログラムでも、昨年のように10人が参戦するプログラムでも、必要なレベルのインフラは両チームとも整っていると思う」
「そのインフラは一体として、また独立して維持されている。その点から言えば、両チームとも、確保される機材やインフラの量に関して同等の準備を整えているはずだ」
「正直なところ、まだ決定が下されていないのも当然だ。なぜなら、彼らは我々がまだ(このタイミングからでも)対応できると認識しているからだ」
グリッド上にポルシェ963が一台も存在せず、ジェネシスが2026年に向けて新たに投入するハイパーカーが、これまでポルシェ・ペンスキーが占めていた枠に事実上入り込むため、米国を拠点とするキャデラックの両チームに出場枠が確保される可能性は高まっている。
しかしながら、GM/キャデラックが4台体制での参戦を望むかどうかについては、まだ公式に決定されていないものとみられる。
[オートスポーツweb 2026年01月22日]