メルセデスの2026年型マシン『W17』のレンダリング画像 1月22日(木)、メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チームは、2026年型マシン『Mercedes-AMG F1 W17 E PERFORMANCE』のレンダリング画像をオンラインで公開した。
メルセデスは2025年、ジョージ・ラッセルと新人アンドレア・キミ・アントネッリを起用した。ラッセルは第10戦カナダGPと第18戦シンガポールGPで勝利し、ドライバーズ選手権では自己ベストタイの4位に。一方アントネッリも第6戦マイアミGPのスプリント予選でトップタイムをマークすると、カナダGPでは3位に入賞しキャリア初表彰台を獲得。シーズン中盤はリタイアや入賞から遠ざかるレースもあったが、終盤戦では第21戦サンパウロGP、第22戦ラスベガスGPと続けてトップ3に入るなどトト・ウォルフ代表の期待に応えて見せた。
ラッセルとアントネッリの活躍により、メルセデスは469ポイントを獲得し、レッドブルとフェラーリを含む三つ巴のコンストラクターズ選手権2位争いを制した。しかしメルセデスは、グラウンドエフェクトカー時代にタイトルを獲得することはできなかった。
そんなメルセデスの2026年型マシン『W17』は、新時代を迎えてもブラックとシルバーのカラーリングを継続。お馴染みのペトロナスカラーのグリーンのラインも入っている。ドライバーラインアップについては、引き続きラッセルとアントネッリがステアリングを握る。また昨年メルセデスのサポートを受けてF1アカデミーに参戦し、タイトルを獲得したドリアーヌ・パンは、ジュニアドライバーの立場を卒業し開発ドライバーに就任した。
メルセデスは、2014年に導入された1.6リッターV6ターボ・ハイブリッドパワーユニットの時代に、8年連続でコンストラクターズタイトルを獲得するという大きな成功を収めたこともあって、技術規則が大きく変化する2026年も優位なのではないかと予想されている。メルセデス陣営はこの予想を否定しているが、マクラーレン、ウイリアムズ、そして新たにアルピーヌにパワーユニットを供給することで、次チームを含む4チームから得られる情報量やメリットは少なくないだろうという意見もある。
史上最大規模の規則変更が行われる2026年、メルセデス製パワーユニットは本当に優位なのだろうか。この発表の直前にはマイクロソフトとのパートナーシップ締結も発表し、誰にも予想のつかない2026年シーズンに向けてさらなる体制強化を行ったメルセデス。大きな期待を寄せられるなか、メルセデスとそのパワーユニットが、どのような戦いを繰り広げるのかに注目が集まるだろう。
[オートスポーツweb 2026年01月22日]