
全盲のシンガー・ソングライター佐藤ひらり(24)が24日、福島県棚倉町で行われた「東白川ロータリークラブ創立50周年記念」でコンサートを行った。
「ほめられて」「みらい」「恩返し」など自身の曲や「愛燦燦」「糸」などのカバー曲をピアノの弾き語りで披露。イベントの中で「国連の“音楽による平和宣言”の親善大使」に内定したことを発表した。
今年は日本の国連加盟70周年の節目。10月に国連合唱団が来日し、東京、長崎、京都、広島の4都市で平和コンサートを開催する予定だ。そこで音楽を通じた平和への願いを「音楽による平和宣言」として世界へ発信する。
佐藤は「日本や世界の未来をつなぐ、深くて、大きな願いのこもった、とても名誉な役割をいただけたことを光栄に思います」と親善大使の内定に喜びを明かした。そして、5歳の時に歌う楽しさに目覚めたという、自身の音楽に向き合う姿勢について「誰かと声と心を1つにして、楽しく歌えること、コンサートで誰かに歌を聞いてもらえること、好きな音楽を自由に聴けること、何一つ当たり前なことはなく、それが平和とつながる一筋の道なのではないかと思い、これまでも音楽と取り組んできました」と説明。「これからも揺らぐことなく、誰かのために歌い続け、私なりに平和を願うメッセージを発信していきたいと思います」と力強く宣言した。
国連合唱団は、国連職員によって1947年に設立。さまざまな国籍の団員から構成され、「音楽」という世界共通の言語を通じて平和と自由の重要性を訴えるために世界中で活動をしている。
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