毎熊克哉「何かやりましょう」主演映画で共演のシンガー・ソングライターからの要望に前向き

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2026年01月24日 19:52  日刊スポーツ

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映画「安楽死特区」公開記念舞台あいさつに登壇した毎熊克哉(撮影・山本朝陽)

毎熊克哉(38)が24日、東京・新宿ピカデリーで行われた主演映画「安楽死特区」(高橋伴明監督)公開記念舞台あいさつに登壇。今作で映画に初出演し、映画音楽にも初挑戦したシンガー・ソングライターgb(37)から、共演したラップシーンを振り返る中で「一緒に歌う機会、あれ以来ないんですけど、いつかまた歌いたい」と言われ「何かやりましょう」と前向きに答えた。


「安楽死特区」は、在宅医で作家の長尾和宏氏(67)の、19年の同名小説の映画化作品。「安楽死法案」が可決された近未来の日本が舞台で、毎熊は余命半年と宣告されたラッパー酒匂章太郎、大西礼芳(35)がパートナーでジャーナリストの藤岡歩(大西礼芳)を演じた。


毎熊は、ラップシーンの撮影の前に2時間、練習時間があり、gbに指導を仰いだと振り返った。「どうやってやったらいいんですかね? みたいな質問したら『音程もないので、その方の中身が出るしかないんですよ』と言われ、コツがないんだと思った。(役として)章太郎を生きてみないと、どんな音になるか分からない。演じていても音楽としても、聞こえるものになるか、難しかった」と振り返った。


gbは劇中で、章太郎のラッパー仲間ZAGIを演じ、脚本の丸山昇一氏(77)とラップの歌詞を創作した。ソウルミュージック界の伝説的グループ「Kool&The Gang」のオリジナルメンバーでドラマーのジョージ・ブラウンを父に持ち、自身も3人組ユニットThe New Classicsとしても活動。SixTONES、超特急らにも楽曲を提供している。「20年近く歌手、作詞家として活動してきて、共作は初めて。父の一周忌で米国に行っていた時で、人の死に直面していた。今までの表現にない言葉、日本語の奥深さを感じ、これから作詞・活動の財産」と振り返った。その上で、毎熊とのラップシーンを振り返り「ずっとグループで活動してきて、久々に相方がいていいな、と」と笑みを浮かべた。


この日は末期がんに苦しむ池田和行(平田満)の妻玉美を演じた筒井真理子(65)や章太郎の主治医・三浦ユカを演じた板谷由夏(50)、プロデューサーを務めた、高橋伴明監督(76)の妻高橋惠子(70)も登壇。


◆「安楽死特区」 国会で「安楽死法案」が可決され、国家戦略特区として「ヒトリシズカ」と名づけられた施設が誕生。安楽死を希望する者が入居し、ケアを受けられるこの施設は、倫理と政治の最前線で物議を醸す存在となっていた。回復の見込みがない難病を患うラッパー酒匂章太郎(毎熊克哉)は、進行する病に苦しみながらもヒップホップに救いを見いだし、言葉を紡ぎ続けていた。チベットで出会い、共に暮らす藤岡歩(大西礼芳)は章太郎が余命半年を宣告された今も安楽死に反対で、特区の実態を内部から告発することを目的に「ヒトリシズカ」に入居。末期がんに苦しむ池田和行(平田満)と妻玉美(筒井真理子)、認知症を抱え、完全にぼけないうちに死なせて欲しいと願う元漫才師の澤井真矢(余貴美子)など事情を抱えた入居者が暮らしていた。急速に衰え、言葉さえままならなくなった章太郎は歩に相談もなく「安楽死を望みます」と考えを一変。歩は、池田の主治医の鳥居幸平(奥田瑛二)や章太郎の主治医の尾形紘(加藤雅也)三浦ユカ(板谷由夏)ら特命医それぞれの思いに触れ、命と死に真摯(しんし)に向き合うことを迫られる。

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