2026年F1プレシーズンテスト(バルセロナ) フランコ・コラピント(アルピーヌ) 1月26日、2026年最初のF1合同テストとなるバルセロナテストが非公開でスペインのカタロニア・サーキットでスタートした。26日から30日までの5日間のうち、各チームは3日間走行できるなか、アルピーヌF1はテスト初日の26日から出走を開始。初日はフランコ・コラピントが合計60周、279kmを走行した。
アルピーヌF1にとって、2026年はメルセデス製パワーユニット(PU)とギヤボックスを使用する最初のシーズンとなる。コンストラクターズランキング最下位に終わった2025年からどこまで復調を果たせるか、その行く末を占う意味でも合同テスト初日の走りには注目が集まった。
初日の天候は晴天、気温は6〜14度と寒いなか、コラピントは午前28周、午後32周を走行。チームはベストタイムを明らかにしなかったが、システムとプロセスのチェックを優先し、意図的に走行時間を制限したことを明らかにした。
「まず、新車で初めてのF1プレシーズンに臨めることは良い気分だね。新レギュレーションによる変化は大きく、以前とは全く異なり、チームみんなにとって非常に刺激的だ。チームはバルセロナテスト初日にマシンを走らせるため、万全の準備を整えてくれた」と、コラピント。
「この時期は理解しなければならない新要素が多くて、学ぶべきことが山積みだ。そんななかでもガレージに溢れる前向きな姿勢と最善の雰囲気、そしてみんなが全力で取り組む姿は心強いね。ここバルセロナではあと2日間、走行距離を伸ばし、周回数を増やす必要がある。僕らは自分たちの課題に集中し、ハードワークを継続し、前向きなエネルギーを保ちながら、今週のテストを最大限に活用することを目指すよ」
アルピーヌF1のマネージングディレクターを務めるスティーブ・ニールセンは「まず初めに、テスト初日、ピットレーン出口の信号が青に変わった瞬間にマシンをコースに送り出した、ピットとファクトリーにいるチーム全員の活躍を称えたい。新たなレギュレーションの時代、そしてチームにとって新たな時代の幕開けとなるこのタイミングで、最初のチャンスを逃さずコースに立つことができたことは、彼らの努力の賜物だ」と、コメント。
「先週シルバーストンで行われたフィルミングデイではピエール・ガスリーがA526を初めてドライブしたが、今日はフランコがマシンをドライブした。さまざまなプログラムやシステムチェックを実施する、テスト初日としてはオーソドックスな内容となった。完全に新開発のマシンである以上、予想されたように軽微なトラブルがいくつか発生し、遅れが生じた。こうしたイベントでは、急ぎすぎるよりも、まず学び理解を深めることが主な目的だ」
「したがって、テスト初日はシステムとプロセスが正しく機能していることを確認するため、走行時間を意図的に制限する判断を下した。今週はあと2日間の走行機会が残っており、天候やコンディションなど、複数の要素を考慮した上でトラックタイムを最大限に活用し、マシン全体の理解を深めることを目指す」
非公式のタイム結果では初日最速のアイザック・ハジャー(レッドブル)から2秒遅れ。周回数は最多154周のエステバン・オコン(ハース)の半分以下とはなったが、PUメーカーチェンジという大きな変化を迎えるアルピーヌF1にとっては、まずまずのテスト初日となったようだ。
[オートスポーツweb 2026年01月27日]