西野七瀬、菅野美穂を支えるケアマネジャー役に 映画『90メートル』南琴奈&田中偉登も出演

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2026年01月28日 07:41  オリコンニュース

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映画『90メートル』(3月27日公開) (C)2026映画『90メートル』製作委員会
 俳優の菅野美穂と山時聡真が演じる母と息子の“選択”を描く映画『90メートル』(3月27日公開)のポスタービジュアルが解禁され、西野七瀬、南琴奈、田中偉登が出演していることが明らかになった。

【動画】映画『90メートル』特報

 本作は、直木賞作家・朝井リョウの連作短編小説『少女は卒業しない』を映画化し、商業長編映画の監督デビューを果たした中川駿によるオリジナル企画。母親を看病した経験を持つ監督が、自身と自身の母を重ね合わせてキャラクターを作り上げ、半自伝的映画を生み出した。

 日に日に身体の自由がきかなくなる難病を抱えた母・美咲(菅野)と2人で暮らす高校3年生の藤村佑を演じるのは、スタジオジブリの『君たちはどう生きるか』で主役声優の座を射止めて注目を集めた山時。東京の大学に進学したい気持ちと母のそばを離れるわけにはいかない状況下に置かれ、将来の選択を迫られる等身大の主人公を体現した。

■親子を支えるケアマネジャー役に西野七瀬

 西野が演じるのは、介護施設で美咲(菅野)を支えるケアマネジャー・下村香織役。美咲をサポートする中で、息子の佑(山時)が美咲と十分に会話を交わしていないことを案じ、ふたりを静かに見守る役どころだ。

 実際のケアマネジャーから話を聞くなどして役作りに取り組んだという西野は、「利用者やその家族、ヘルパーを繋ぐ大事な役割を果たす仕事。どんな心持ちで日々過ごされているか。どんな温度感で一人一人の家族やヘルパーさんと寄り添っているのか。撮影中はもちろん、終わった後もそのことについて考える時間が多かった」と振り返る。

 また、監督の中川は西野について、「ご自身の役とケアマネジャーという仕事をしっかりと理解されて、向き合われていた印象を受けました。現実とのバランスを取りながら利用者にとっての最善を考える職業であるため、感情を表に出し過ぎるべきではない。西野さんのお芝居にもそうした抑制を感じました」と高く評価している。

■主人公の同級生役に南琴奈&田中偉登

 ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』や映画『ミーツ・ザ・ワールド』、『夜勤事件 The Convenience Store』(2月20日公開予定)など、注目作への出演が続く南が演じるのは、佑の同級生でバスケ部のマネージャー・松田杏花役。

 中川監督は、オーディションで取り繕うことのない南の姿に好感を抱き、彼女を抜てき。南に合わせて、杏花の口調をよりサバサバしたものに変更したという。杏花は、自身も自己推薦での大学進学を目指す中、進路に悩む佑に親身に寄り添う。佑にとって希望となる重要な役どころを明るく好演している。

 南は「杏花は、観ている方が少し安心できるような、心の拠り所であってほしいと監督から言っていただきました。佑にとってもどこかで支えになれる存在であれたらいいなと、常に思いながら撮影に臨んでいました」と述懐。「当たり前のようにあった毎日が突然奪われてしまうという現実に、やるせなさやもどかしさ、悔しさなどさまざまな感情が交錯します。その中でも描かれる揺るがない愛の形に、胸が熱くなりました。思い通りにならない時間の中で、選択することの勇気や、人と人が思いやる温かさに気づかせてくれる映画です」と本作の魅力を語っている。

 映画『東京リベンジャーズ』シリーズやNetflixシリーズ『イクサガミ』などにも出演している田中は、中川監督のワークショップに参加したことをきっかけに本作のオーディションに参加し、出演が決定。佑の同級生で、バスケ部の元チームメイト・大平翔太役を演じる。大平は、佑が家庭の事情でバスケ部を辞めたことに複雑な思いを抱いている人物。信頼関係があったからこそ生まれる微妙な距離感を田中は絶妙に体現し、作品に深みを加えている。

 田中は「初めて脚本を読ませていただいた時、母と子の言葉にできない感情が、ひしひしと伝わってきて、気が付かないうちに隠し切れないほどの涙を流していました。『90メートル』という距離に、たくさんの想いがのった作品になっていると思います」とコメントしている。

 ポスタービジュアルには、「私は願う。あなたの未来を。」というコピーが添えられ、佑と彼に寄り添う人々の“想い”が静かに伝わる一枚となっている。

■コメント全文

▼西野七瀬(下村香織役)
 演じさせていただいたケアマネジャーというお仕事は、利用者の方とそのご家族、ヘルパーさんを繋ぐ大事な役割があります。実際に働いている方のお話を伺ったり、資料を見ていく中で 皆さんがどんな心持ちで日々過ごされているか。どんな温度感で一人一人の家族やヘルパーさんと寄り添っているのか。撮影中はもちろん、終わった後も そのことについて考える時間が多かったです。今回この映画を通して触れることができてよかったと心から思います。
 山時さんは、佑を演じているときの表情や目線の動き、歩き方から佑のすべてがにじみ出ていたように感じます。母との関係は、ごく普通の思春期の親子関係ではなくて、どうしても本人たちにしか感じ得ないもどかしさが表現されていました。
 菅野さんは明るいお人柄で、撮影中の合間に何気ない雑談をできたことがうれしかったです。そばに座り、美咲さんの想いを受けとめる場面の撮影中、自分が演じているという状況を忘れるほど引きこまれました。
 中川監督はひとつひとつの撮影を丁寧に進めてくださいました。その確かなこだわりや伝えたい想いが、観る方にも優しく伝わるのではないかと思います。

▼南琴奈(松田杏花役)
 当たり前のようにあった毎日が突然奪われてしまうという現実に、やるせなさやもどかしさ、悔しさなどさまざまな感情が交錯します。その中でも描かれる揺るがない愛の形に、胸が熱くなりました。
 杏花は、観ている方が少し安心できるような、心の拠り所であってほしいと監督から言っていただきました。佑にとってもどこかで支えになれる存在であれたらいいなと、常に思いながら撮影に臨んでいました。
 思い通りにならない時間の中で、選択することの勇気や、人と人が思いやる温かさに気づかせてくれる映画です。

▼田中偉登(大平翔太役)
 初めて脚本を読ませていただいた時、気が付かないうちに隠し切れないほどの涙を流していました。
 母と子のどうにも言葉にできない感情が、紙の上に並ぶ文字からひしひしと伝わってきて、「90メートル」という距離の意味に心がグッと苦しくなりました。
 完成したスクリーンには、親子だけではなく、それを支える人たちや後悔を抱えた人、様々な想いが重なりながらも今の一瞬を大事に抱きしめるように生きる人達がそこにいます。
 山時くんをはじめ、一緒になって必死に青春を生きた学生キャストみんなとバスケ指導からたくさんの思いで寄り添ってくれた監督、スタッフの皆様のおかげで、溢れ出る想いをそのままに翔太として生きることが出来ました。
 この「90メートル」という距離に、たくさんの想いがのった作品になっていると思いますので、ぜひ劇場でご覧いただけると幸いです。

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