
宝塚歌劇団星組のミュージカル「恋する天動説」新人公演が29日、兵庫・宝塚大劇場で上演され、入団7年目105期生の大希颯(たいき・はやて)が2回目の主演を射止めた。相手役は碧羽陽(あおはね・よう)が務めた。
同作は作・演出が大野拓史氏。新人公演は谷垣開氏が担当した。3つボタンのスーツでダンスミュージックに興じる労働者階級の若者集団“モッズ”のリーダー格アレックスを演じ、碧羽演じるシンシアとの若く甘酸っぱい青春の恋模様を描いた。
終演後のカーテンコールでは「本日を迎えるまで暁さんをはじめ上級生の方々からたくさんのことを学ばせていただいた。諸先生方、そしてなにより、ともに舞台に立った仲間たちの支えのもと、今日を無事に終えることができました」と感謝。「東京に向けてまだまだ課題はございますが、さらに成長した姿をお客さまにお見せできるよう精進してまいります」とあいさつした。
新人公演で主演を務めるのは2回目だが、宝塚大劇場の舞台で主演を務めるのは初とあって、「緊張したんですが、周りは一緒に稽古した仲間がいて、目が合うだけで心強かった。碧羽とお芝居するのは今日が1番楽しかった」。
アレックスの成長の姿を見せることに難しさを感じていたが、本役の暁千星から「今感じている自分の感情を出した方が良い」とアドバイスをもらい実践。「今までの中で一番心が動いて、アレックス自身が成長できる姿をちょっとだけでも見せれたんじゃないかな」と笑顔を見せた。
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一方、碧羽は、本役の詩ちづるから「楽しんでね」と送り出されたという。「始まる前はすごく緊張していたんですが、始まってしまえば『今日は楽しんでやろう』という部分に集中してできたかなと思います。私も大希さんとお芝居する時間はすごく安心できました」と大希への全幅の信頼感を寄せると、大希は「ひゃー」とうれしそうにしていた。
東京宝塚劇場は3月19日に予定されている。
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