限定公開( 1 )

俳優中村雅俊(74)が31日、都内で公開中の監督、主演を務めた映画「五十年目の俺たちの旅」の生誕記念舞台あいさつとギネス世界記録認定式に出席した。
明日2月1日に75歳の誕生日を迎えて、後期高齢者になる中村は深紅のビロードのスーツ姿で登場。「めでたいんですか。75歳、世の中的にはすっかりおじいちゃんですよ」と照れた。映画について「ファンの方からいっぱい手紙をいただいて、比較的好意的なのでホッとしている。公開前はお客さん来るんだろうか、内容に対する批判はと、不安がいっぱいでした。なんだかんだで(公開から)4週間たって、リピーターになってくれたり、口コミで『行ったほうがいいよ』と言ってくれる人がいる。本当にありがとうございます」と笑顔を見せた。
75歳になる人生のうち50年間、中村の中に「俺たちの旅」の主人公の津村浩介、カースケがいる。「自分の中のカースケを見つけながらやって来た。津村浩介との出会いから50年というのは感慨深いですよね。彼の生き方自体が、すごく共感できる。カースケの『俺は今日1日、精いっぱい生きりゃいいんだよ』というせりふが、今も生きている。つくづく、1日、1日、精いっぱい生きるのは大切だなと思っている」と振り返った。
映画では監督業に初挑戦した。「監督という職業は、大概のことは監督が決定して、大概のことは監督が責任を持てよ、と。OKは監督が出す。それが正しいかは分からないけど、正解だと信じて続ける。公開になって、皆さんの意見を聞いて正しかったと分かる。撮影現場は楽しかったけど、孤独とか不安を抱えていた。こうして皆さんと会えて、大変だったけど報われた。大変、いい出会いがあった」と笑顔を見せた。
ここでサプライズで、共演の田中健(74)と秋野太作(82)が登場。田中は「派手だね」、秋野は「なんだよ、その赤は。びっくりして声が出ないよ」と笑った。
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そして志賀司エグゼクティブプロデューサーから「1975年からスタートした『俺たちの旅』、この3人の物語がギネス世界記録に認定されました」と発表された。テレビシリーズの初回放送から、配役が同じままで映画化さた期間が、1975年10月5日から2026年1月9日まで50年94日間と世界最長であることが認められたという。中村は「まさか自分たちが。ただただ楽しかっただけ。まさか、青春映画の金字塔みたいに言われるようになるとは。皆さんの“『俺たちの旅』愛”が、ギネス世界記録につながった。一番は皆さんの愛だと思っています」と話した。
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