
彗星のように突然現れ、芸能界できら星のごとく輝くタレントたち。しかしその輝きが、一夜明けると消えてしまうこともある。不祥事などを起こしたり、世間からの批判で表舞台から姿を消す者。病気や自身の意思で“引退”を決断するケースも……。
それでもその才能ゆえに、復帰を望まれる芸能人も少なくない。振り返れば、唯一無二の“歌姫”山口百恵さんや、司会者として突出した才能を見せていた島田紳助さんなど、引退理由は違えど「また見たい」という声が、今でも聞こえてくる。
そこで、さまざまな理由で地上波の番組から遠ざかっている芸能人で、復活してほしいと思う人を全国30代〜60代の男女、300人にアンケートを実施。「やっぱり」と思える人から「この人も?」という人までズラリと名前が並びました。あなたは誰の復帰を望む?
実力派俳優、地上波への復帰は…
まずは22票を集めて5位に入ったのは、2022年に銀座クラブでのトラブルが報じられた香川照之。所属事務所が「不快を与えたことは事実」と謝罪し、その後、各テレビ局などで降板が続き、出演CMも放送見合わせや終了となった。
「俳優としての存在感がずば抜けている」(大阪府・男性・53歳)
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「売れて横暴になったことは残念だが、あの存在感の大きさはほかにはないもの」(愛知県・男性・60歳)
芸能界で高い演技力と類いまれなる存在感を見せていた香川には、こんな声が集まった。スポーツ紙記者はこう振り返る。
「彼自身が司会を務める情報番組で謝罪しましたが、追い討ちをかけるようにドラマの懇親会でのトラブル疑惑も報じられました。そこからドミノ倒しのように番組の降板などが続き、活動自粛に追い込まれたんです」
ドラマやバラエティーから姿を消してから約4か月、'22年の12月には市川中車として歌舞伎の舞台に復帰。'25年にはWOWOWのドラマ『災』で俳優に復帰した。
「今年の2月には映画『災 劇場版』が全国で公開されますが、地上波への復帰はまだまだ厳しい状況でしょう。もともと酒癖が悪いという話はありましたが、それを直したとしてもコンプライアンスの厳しい現在、そう簡単には戻ってこられないと思います」(同・記者)
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嵐・大野智の本音は…
そして24票で3位に並んだのが、永野芽郁と大野智。
「永野は'25年4月、田中圭と韓国人俳優のキム・ムジュンとの“二股疑惑”を報じられました。しかも田中が既婚者だったので、不倫疑惑も重なってのスキャンダルに“清純派”とされていた彼女の評判はガタ落ちに」(同・記者)
この影響で10社以上の企業HPからCM画像や動画が軒並み削除。今年1月からの大河ドラマ『豊臣兄弟!』で決まっていた役も降板へ……。ファンからすれば「裏切られた」という気持ちが大きいのかと思いきや、
「本人同士の問題なので、仕事とは違うと思う」(岐阜県・男性・66歳)
「彼女は独身なんだからいいと思う。悪いのは男のほう。彼女は天真爛漫さが魅力なので、早く復帰してほしい」(愛知県・男性・60歳)
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ちなみに、復帰してほしいという24票のうち、女性票は3票。擁護の声はほぼ男性からだった。
「特に現場の男性スタッフや、取材相手からの評判は抜群。話していても距離感の近さにみんなメロメロになっていました(笑)。ある意味男性ウケがいいので、こういう声は予想できましたが、女性からは嫌われるタイプでしょうね」(前出・記者)
永野は昨年12月31日に自身のブログを更新。ファンに対して《目に見える情報だけを信じないでほしいです》と、身の潔白を改めて訴えた。
「不倫で降板騒動を起こした女優といえば、斉藤由貴を思い起こす人が多いかもしれません。なぜか斉藤には“彼女なら仕方ない”というイメージがあり、地上波のドラマにもすぐに復帰しています。
斉藤もアイドルとして“清純派”で人気があった人なので、永野も斉藤を見習えば、復帰は難しくないのかも」(同・記者)
永野と並んだ大野については、
「スキャンダルで活動休止したわけではないので、嵐が活動をやめても芸能界には残ってほしい」(香川県・男性・49歳)
「歌もダンスもスキルが高いのに引退するなんてもったいない」(埼玉県・女性・50歳)
といった復帰を願う声が。
「'20年の末に活動休止した嵐ですが、大野が“もう辞めたい”という気持ちをメンバーに告げたことが理由といわれています。Jr.時代からタレント活動に対して“辞めたい”という気持ちを持っていたと以前、彼自身が話したこともありました。
現在は宮古島でリゾート事業を立ち上げています。仕事はそちらにシフトして、アート活動と趣味の釣りに専念したいというのが本音なのでは。よほどのことがない限り、芸能界復帰はないと思います」(前出・記者)
書類送検の行方は…
永野、大野を僅差で抑え、26票を獲得して2位にランキングされたのは松本人志。
「やはり、お笑いのセンスがピカイチだと思う」(神奈川県・女性・30歳)
「この人のいないお笑い番組はつまらなすぎる」(北海道・女性・43歳)
'23年末に、女性2人が松本から性的な行為を強要されたと証言したと報じられてから約2年。当初は《記事を巡る裁判に専念する》と、自ら活動を休止、文藝春秋などに5億5000万円の損害賠償と訂正記事を求める訴訟を起こしたのだが─。
「'24年の11月に松本サイドは訴えを取り下げ、和解が成立しました。しかし、松本が会見を行わず、書面だけで謝罪などを済ませたことに対して《自分は無罪だというなら会見を開いて説明すればいい》といった声がSNS上にあふれました。
結局、その後、彼は吉本興業が運営する有料動画配信サービス『DOWNTOWN+』で昨年末に復帰。ファン以外の、訴訟の経緯を知っている視聴者から受け入れられなければ、地上波の番組に出演するのは難しいでしょう」(前出・記者)
そして、44票でダントツの1位に輝いたのが、米倉涼子。'25年の夏、都内の自宅に家宅捜索が入り、薬物のようなものが押収されて違法なものであると判明した、と報じられた。
「交際相手とされるアルゼンチン国籍のダンサーと同居していて、共同所持なのでは? と捜査が進められていました。本人も昨年末に《自宅に捜査機関が入りましたことは事実です》と、所属事務所のHPでコメント。そして先日、麻薬取締法違反などの疑いで書類送検されていたことが報じられました」(同・記者)
'24年、自身が難病の脳脊髄液減少症と5年間にわたる闘病を告白。体調不良で仕事をセーブしていたことも明かしていた。
「本人が事件を起こしたわけではないので、体調を戻して早く復帰してほしい」(東京都・女性・69歳)
「存在感がある女優だし、主演するドラマがどれも魅力的」(沖縄県・男性・63歳)
家宅捜索以降、出演予定のイベントなどを立て続けに“ドタキャン”し、姿を見せない米倉。
「恋人といわれているダンサーは、国外に出たまま。書類送検され、これが不起訴になれば復帰の可能性は大きくなりますが、あとは彼女の体調などの問題もありますので、そこは米倉本人がどう決断するかでしょう」(前出・記者)
“戻りたい”と思っても簡単に戻れない芸能界だが、後押しするファンの声がある限り、希望は見えているのかもしれない。
取材・文/蒔田 稔
