
2026年1月は長引く寒気の影響で、青森など日本海側で記録的大雪となった所がありました。一方、関東から西日本は30年に一度程度の少雨となり、空気の乾燥が続いています。さて、2月はどうなるのでしょうか?
寒暖差の激しい1月 上旬と下旬に寒気の影響を受け、中旬には暖気が流れ込んだ

2月2日に気象庁が発表した「2026年1月の天候」によると、1月上旬と下旬は寒気の影響を受けやすかったため、月平均気温は北日本で低くなりました。
1月中旬は暖気が流れ込み、3月並みの暖かさになった所があり、13日には横浜で梅が開花。これは、平年より19日も早く、最早記録です。
また、16日〜17日は、関東から九州で異例の暖かさとなり、静岡市では、2日連続20℃以上となりました。静岡市で、1月に2日連続で最高気温が20℃以上となるのは、統計開始以来初めてのことです。
一方、大阪では16日〜17日、黄砂が観測されました。1月の黄砂の観測は珍しく、全国的には2021年以来の5年ぶり、大阪では1999年以来の27年ぶりです。
日本海側は記録的大雪 一方、関東以西の太平洋側は30年に一度程度の少雨

1月上旬と下旬は冬型の気圧配置となりやすく、冬型の気圧配置が強まる時期があったため、日本海側を中心に大雪となった所がありました。
東京都心では、正月寒波の影響で、1月2日に初雪が降りました(平年より1日早く、昨シーズンより14日遅い)。また、この時、初積雪も観測しましたが、3が日に1センチ以上積雪したのは48年ぶりです。
特に1月下旬は、寒気が長く居座ったため、積雪が急増し、青森県八甲田山系の酸ヶ湯では、28日に積雪が487センチとなり、酸ヶ湯では1月としては観測史上1位の積雪。また、青森市でも、30日には167センチまで雪が積もり、1月としては歴代2位の最深積雪となりました。
東日本太平洋側以西は、月を通して低気圧の影響を受けにくく、月降水量は、東・西日本太平洋側、西日本日本海側、沖縄・奄美でかなり少なくなりました。
特に、西日本日本海側と西日本太平洋側では、月降水量平年比がそれぞれ41%、9%となり、1946年の統計開始以降、1月として1位の少雨となりました。
気象庁は22日、総務省消防庁、林野庁と合同で記者会見し、林野火災に注意するよう呼びかけ、特に東海、近畿太平洋側、四国、九州南部では昨年12月末以降、この時期として30年に一度程度の顕著な少雨になっていると発表しています。
月間日照時間は、東・西日本太平洋側、西日本日本海側、沖縄・奄美でかなり多くなりました。西日本日本海側と西日本太平洋側、東日本太平洋側では、1946年の統計開始以降、1月として1位の多照となりました。
|
|
|
|
台風1号発生 1月に発生するのは、2019年以来7年ぶり

台風の発生数、平年の1月は0.3個です。
1月15日に、ミンダナオ島(フィリピン)の東で、台風1号「ノケーン」が発生しました。
1月に台風が発生するのは、2019年以来7年ぶりです。
なお、昨年2025年の台風1号の発生は6月11日で、1951年(昭和26年)の統計開始以降、5番目に遅くなりました。
日本海側は大雪注意 太平洋側は雨少なく、渇水傾向が続く 1か月予報

気象庁は、1月29日に最新の1か月予報を発表しました。
気温は1か月を通してみると、全国的に平年並みの予想です。
降水量は北日本は平年並みで、冬らしく雪の降る日が続くでしょう。北日本と東日本の日本海側の降雪量も平年並みの予想です。度々寒気が南下するため、引き続き大雪に注意が必要です。また、急に暖かくなる日も出てくるため、なだれや屋根からの落雪によって事故も起こりやすくなるでしょう。
太平洋側は、11月中旬頃から降水量の少ない状態が続いています。渇水が続く中、この先1か月の降水量は、東日本や西日本の太平洋側ほど平年並みか平年よりも少ない見込みです。晴れて空気の乾燥が続きますので、火の取り扱いには十分注意し、日頃から水も大切に使用するように心がけましょう。
日照時間は、東日本の太平洋側は平年に比べて多い予想です。西日本も平年並みか多いでしょう。
|
|
|
|
